ここではギターシンセのピックアップ(RolandのGK-3など)をギターに内蔵する改造を行った際のあれこれを綴っていきます。
Rolandから内蔵用のピックアップも販売されており、これを利用すれば8万円?くらいでリペアショップで改造してもらえるかと思います。が、自分にはそんなお金はなかったので、GK-2AとGK-3を分解し、取り出した基板やコネクタを使いました。ジャックやスイッチ、ボリュームを外すと基板が薄くなり案外簡単に内蔵できました。
一番苦労したのが、DIN13ピンのコネクタをギターに取り付けるブラケットの作成でした。
左の穴が13ピン用で右の穴は標準ジャック用の穴です。
丸み形状はギターの写真を撮ってCADに取り込んで3Dプリントで作成しました。
はじめはプラバンを切って重ねて作成しましたが、
できるだけザグリの穴が小さくなるように傾斜をつけています。
ネコ目プレート(ギターシンセDIN13pin取付用) - DMM.make クリエイターズマーケット - 628176
から入手できるようにしています。ナイロン素材は塗料のノリが悪いため、白い下地が見えています。ナイロンに普通のラッカースプレーで塗装するとこのようになってしまいます。ナイロンは「染めQ」で塗装するのがよいかと思います。
・ピックガードに取り付けるためのブラケット
ピックガードなどの平板に大きな穴1つと両側にねじ止めの穴をあけて、取り付けるブラケットです。
ギターシンセコネクタ(Din13pin)ピックガード直付用 - DMM.make クリエイターズマーケット - 1231151
から入手できるようにしています。GK-2AとGK-3でコネクタの大きさが異なり、GK-3は図のように高さが17.5mmでしたが、GK-2Aは19.5mmで正方形でした。
・舟形ジャックリプレイス用
これはCADでデータを作っただけで、現物をプリントしていません。ちゃんと使えるか3Dプリントして試してみたい気もしますが、つける予定のギターがありません。
かっこ悪いので、標準ジャックをあきらめて13pin専用にするなどして、丸みのある形状の方がいいかなぁなどと思っています。