日曜日の譲渡会前に、今の小山町多頭飼育現場を見に行ってきました。

里親さんが決定しているムックも一緒に行きました。
ドライブの練習です。



出発時は後ろの広い場所に。。。と思ったけど、寂しそうだったので途中で前の座席へ移動。



初めは窓からの景色を楽しむ余裕はなく、焦りを隠せない様子だったけど
少ししたら、一時預かりMASAKOさんに寄りかかる感じで落ち着きました。




現場へ行ったのは4度目。
前回は4月だったので、約5か月ぶりです。
着いてすぐに思ったことは、臭いが違うという事。
マスクなしでもいられました。
マスクをしていても吐きそうだったほどの怖ろしい臭いはありません。

GO!さんが、1頭1頭犬を現場から救済・保護して、信頼できる里親さんに譲渡してきたことで
あの場所には今、9頭が残されているだけです。
まだGO!さんのもとには7頭が里親さんとの出会いを待っていますが、現場を離れた犬達は
少なくとも人の目の届くところで生活できるので安心です。

現場の犬がここまで少なくなれば、糞尿・残飯の量も減り、耐え難かった悪臭もなくなってくる。
それに、前回までは大量にいた気持ちの悪いウジ虫などは見ませんでした。

以前よりも臭いが少なくなったとはいえ、足元にはたくさんの糞が転がっていたし、残飯や骨もぐちゃぐちゃとしていたので
踏まずに歩くのは無理です。

そういう環境でも、犬達の一番の変化はケージの外で体を動かせるようになっていたこと。

全頭ではありませんが、本当に普通の外飼育のような感じで、寝床と食事の場所が別。
係留リードでつながれていて、好きな方向に体を動かせます。

頭数の多かったほんの数か月前までは、何年も小さいケージから1歩も出ることなく、
左右後ろを板で挟まれ、何年も同じ景色を見て過ごしてきた。
ケージの配置によっては真冬日の当たらない場所で凍えながら生きてきた犬も、
逆に夏の直射日光から逃れることも出来ずに耐えるだけの犬も。

その状態で生きてきた日々と比べたら、寝るときは好きな向きで手足を伸ばして眠ることができるし
隣の犬の姿を見ることも出来る。
夜の山は安全ではないけれど、仲間の犬を目で確認しながら過ごすことができるのは
とても良い変化だと思いました。

 

 


まだ小屋の無い犬の周りも、圧迫感は減っていました。

 



保護犬を迎えたいと思ってネットで探すなら、好きな犬種から検索すると思います。
多頭飼育現場で生まれ育った犬、シニアで雑種でフィラリア。
こういう条件の犬を飼いたいと思って探している人はまずいないかな。

それでも、GO!保護犬GOは色々な努力を重ねて、ここの犬達と優しい里親さんとの縁を結べるように活動しています。

保護した犬達に人のそばで暮らす安心感を教えるだけでなく、
里親さんと犬、双方が落ち着いて一緒に暮らせるようにと、しつけをして、医療にかけています。


インターネットでGO!保護犬GOの活動をチェックしていると、
小山っ子の里親さんが決定するのはネットからの申込みだろうと想像すると思います。

実際はそうでもなくて、チラシを見て譲渡会を知り、
会場で犬達に触れて、見た目や性格の違いを比べながら自分の家庭に合う犬を見つける
こういう流れが多いのです。

だから、雑種・シニア犬達の幸せ譲渡への道はチラシ配りや口コミの力が必要です。

初めてチラシでGO!保護犬GOを知った人が、ネットで検索してみたときに
ランキング上位に名前があるだけで見つけやすく、
応援している人の数を感じて、安心してブログを読み進めることが出来ます。

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次の譲渡会は10月6日(日)13時~14時
SBSマイホームセンター御殿場展示場です
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