「アスペっぽい」

が空気読めない人の代名詞にもなった「アスペ」の語源は

言わずと知れた、ハンス・アスペルガー。

オーストリア・ウィーン、第2時世界大戦の頃の小児科医です。

 

自分の患者の中に、社会性イマイチの自閉症的性質を持ちつつ、

高い言語能力や局部的知識を持っている群を見つけ発表したのが1944年。

 

1944年って、すっごい動乱の中でよくもまあ。

って思いません?

 

一説によると、当時のナチズム、

『社会的価値のない障害者などは社会の負担になるので安楽死させる』

という政策に対してのアンチテーゼ、

「アスペルガーって高い知識持ってるから役にたつよ」

だったとも言われているそうです。

 

当人も御多分にもれずアスペルガー的性質を持っていたそうで、それは頷けます。

 

 

なんかナチに対抗して、自分に似た性質の子集めて擁護する映画が一本

できちゃいそうだなあ、なんて。

でも、本人もアスペなんで社会性低くて立ち回り下手で、

「アスペルガーほんと救われないよなっ!!」

って思ってたら終戦、って映画だったら色んな意味で泣けません?

 

 

それにつけても、ドイツ人の名前はカッコよくて助かってます。

「うちの息子アスペルガーなんです。」

って今まで何度となく言ったこのセリフ。

 

ドクトル・ハンス・アスペルガーの名前がDr.ドン・ガバチョだったら

「うちの息子、ドン・ガバチョなんです。」

て言わなきゃなんなかったと思うと、やっぱり感謝の念に絶えません。

 

 

           ドン・ガバチョ

 

 

 

 

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