みなさんこんにちは。
鳥人間コンテストを見ている中でよく「学生3強」と呼ばれる学校があるのをご存知でしょうか。
本記事ではその学校がどこなのかについて解説していきます。
結論から言いますと学生3強は「日本大学」「東北大学」「東京工業大学」です。
それぞれの大学について少しだけ解説していきます。(出場回数は全て2023年現在のものです。)
・日本大学
出場回数:32回/44回
チーム内最長飛行距離:38,010.28m(2019年)
優勝回数:8回(1987年・1990年・1991年・1993年・1994年・2003年・2005年・2016年)
準優勝回数:9回(1992年・1998年・1999年・2006年・2010年・2012年・2013年・2015年・2019年)
鳥人間コンテストへの出場回数・優勝回数・準優勝回数をご覧いただいて分かる通り大会に出場した回数の半分は優勝もしくは準優勝という華々しい成績を収めていることがお分かりいただけると思います。これだけでも素晴らしのに加え、チーム内最長飛行距離である「38,010.28m」という記録は現時点での鳥人間コンテストの学生記録(大会全体では3位)です。(学生記録の5位も日本大学である)
・東北大学
出場回数:20回/44回
チーム内最長飛行距離:36,868.80(2022年)
優勝回数:6回(2006年・2008年・2011年・2012年・2015年2022年)
準優勝回数:3回(2007年・2010年・2016年)
東北大学に関しても大会に出場した回数の半分近くが優勝もしくは準優勝という結果を収めていることがわかります。また、チーム内最長飛行距離である「36,868.80m」という記録は現時点での鳥人間コンテストの学生記録の中で2位(大会全体では4位)という好成績です。(学生記録の3位・4位・8位も東北大学である。)
・東京工業大学
出場回数:19回/44回
チーム内最長記録:32,177.99(2003年)
優勝回数:5回(2001年・2002年・2007年・2010年・2013年)
準優勝回数:2回(2003年・2011年)
チーム内最長飛行距離である「32,177.99m」は現時点での鳥人間コンテストの学生記録の中で6位という好成績を収めています。
近年の大会では、東京都立大学鳥人間部T-MITや大阪工業大学などの学校も好成績を収めておりこれからの大会では「学生3強」時代は終わり「鳥人間コンテスト戦国時代」へと移行しつつあると言っても過言ではないと思います。
技術系のサークルは技術継承が難しいと言われているのに加え、2020年から流行した新型コロナウイルスの影響で外出を控えなければならず技術継承がうまくいってないチームも少なくないという話を後輩からも聞いています。
今後の大会の推移を見守っていきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今後も鳥人間コンテスト・人力飛行機に関する記事を上げていくつもりなので皆さんなにとぞよろしくお願いいたします。