こんにちは。
今回は「人力飛行機はどうやって作るの〜フェアリング編〜」と題しまして人力飛行機はどのようにして製作されているのかについて説明していきます。
・そもそもフェアリングとは?
そもそもフェアリングってなんだという方が多いかと思われますが、簡単にいうとコクピットのことです。
上の写真で赤で囲んでいるところのことでパイロットの安全を守ることはもちろん飛行機の空気抵抗を低減する役割も持っています。
みなさんはこの写真を見てフェアリングが何で作られているのか想像することはできるでしょうか。
実はみなさんの日常生活の中でも大活躍の発泡スチロールで製作されているのです。
(写真で銀色になっているところは発泡スチロールの上に遮光フィルムを貼っていますが・・・)
もちろんこんなにも大きいフェアリングを一つの大きな発砲スチロールから切り出すのは不可能なのでいくつかのパーツに分けそれを発泡スチロール専用のノリで貼り付けています。
・フェアリングは全て手作業‼️
上で書いた通り、一つの発泡スチロールから切り出すのは不可能なのでいくつかのパーツに分けて製作します。
発泡スチロールは2m×1m×0.5mのものを二つ使用します。
この巨大な発泡スチロールから電熱線などを使用してパーツを大まかに切り出していきます。
その後の微調整(とは言っても複雑なパーツだと丸一日かかることもあります)は手作業で行います。
その際に大活躍なのが「スポンジ研磨剤」というものです。
https://www.monotaro.com/g/04017379/?t.q=スポンジ研磨剤
これを用いてひたすら削っていきます。
それが終わったらとても薄い透明なフィルムを表面に貼ってフィニッシュです。
今後も人力飛行機・鳥人間コンテストにかかわる情報を書いていく予定なのでみなさんどうぞよろしくお願いいたします。