次はいよいよ FOSTEX FE83En の出番です

FE83En はとても綺麗な中高音を奏でるスピーカーユニットですが、反面、低音が苦手です。
エンクロージャーでこの低音をカバーできれば、さらに素敵な音が期待できるわけです。
では、このFE83En に最適な エンクロージャー はどんなものか。
スピーカー作り暦、一年の私には・・・

そんな時でした、私のブログを見て頂いたスピーカー作りの大先輩から、とても貴重なアドバイスを頂けたのです。
長岡先生の設計された、F-88 というダブルバスレフ型エンクロージャーが、FE83En と とても相性が良いと。
そんなわけで、大先輩に別途お送り頂いた資料( 大感謝です )を参照しますと、
F-88 は、総内容積が 22L 、第一キャビが 5L 、第二キャビが 15L。
第一ダクトは、断面積 24 cm2、長さ 8cm。
第二ダクトは、断面積 54 cm2、長さ 14.5cm。
第一のfd は 123Hz 、第二のfd 60Hz です。
sped にてシミュレーションすると、こんな感じです。
とここまで調べたところで、ひとつ思い出しました。
たしか、FOSTEX FE83En の説明書にある 推奨ダブルバスレフ型エンクロージャーも、fd値はほぼ同じであることを。
これを sped にてシミュレーションすると、内容積は 3L ほど違えど、fd値(画面上、中央より左側の四角内)はほぼ一緒。
周波数特性は当然なんですが、ほぼ同じ形状です。
もしかしたら、FOSTEXさんの推奨箱は 長岡先生の F-88 をブックシェルフタイプ にリファインしたモデルなのかなぁ?
うーん、悩んでしまいます。
この内容積の 3L の差と、形状の違いが、奏でられる音にどれだけの違いを及ぼすのでしょうか?
これは実際に作ってみないと分からないですよね
しかし、一編に2つも作れないですし・・・考えました

F-88 はトールボーイ型のスピーカーなので、私の部屋に置く場合、新たに床スペースを確保する必要があります。
自室が狭いので、今あるスタンドをそのまま使える、ブックシェルフ型の方が最適ではあります。
そこで、F-88の内容積とfd値を変えずに、自分でブックシェルフ型のスピーカーを設計してみました。
これであれば、F-88の特徴を活かしつつ、自分の部屋にフィットするスピーカーになるはずです。
周波数特性はこんな感じで、当然ながら同じになりますね。
とりあえずベースの設計はこんなところで行きたいと思います。
あとは、スリットの位置や形状、吸音材の量や配置など、次回以降、細部を検討してみたいと思います



