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~ 草花丘陵の生きもの 時々 日本酒 自作オーディオ ~

 草花丘陵は東京都あきる野市北東部に位置する小高い丘陵地です。このブログでは草花丘陵の自然に関する情報を発信しており、少しでも多くの人たちにこの豊かな自然と触れ合えるきっかけとなれば幸いです。

久しぶりのブログ、約4か月ぶりです。
秋から本業が忙しく、
その間、親の病気などなど、色々なことも重なり、なかなか更新できずにいました。

先日、昆虫の封入標本の続編を期待するコメントを頂きました !
少しでも何かのお役に立てればと思い始めたブログなので、
とても嬉しかったです。

そんなわけで、ちょっと号外で続編を掲載いたします。
また暖かくなり、本業の酒造りが一段落したら、本格的にブログを再開したいと思います !



さて、前回の記事では、シリコン型に流し込んで固めたクリスタルレジン(以下、レジン)に、標本を接着材で固定するところまでを書きました。

今回は、固定した標本の上に、レジンを流し込んで、標本をしっかりと封入するという作業から始まります。

しっかりと接着しないと、流し込んだレジンに接着剤が溶け込んでしまい、、標本がレジン液面上に浮いてきます。

軽い小さな標本では、プラモデル用の接着剤で問題はありませんが、
ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタなど、体積の大きい標本では、プカプカと浮いてくることがあります(浮いてこない時もありますが)。
かといって瞬間接着剤などを使うと、白変して、見た目が良くありません。

現時点での、体積の大きい標本を使う時の最良の方法は、3回に分けてレジンで封入するという方法です。
1回目は型になるべく薄くレジンを流し込みます。
2回目は、標本を固まったレジンの上に置き、脚が軽く埋まる程度にレジンを流し込みます。これで固まるとしっかりと標本が固定されます。
3回目に、やっと標本全体をレジンで覆います。

こうして封入を終えた、ミヤマクワガタとカゲロウの封入標本が下の写真です。

 

 

アップロードした写真が何故か、皆、横向きになってしまいますね( ブログの仕様が変わったのかな?)。
意外に綺麗だったのが下のカゲロウの標本、繊細でキラキラしています。

さて、型から取り出した封入標本は、エッジが鋭くとがっていて、ちょっと危険です。
ですから、次に、紙やすりで、エッジを落としてあげます。
面倒ですが、紙やすりの1000番から始めて、1500番、2000番と徐々に細かいやすりで磨いていきます。
最後に、プラスチック用コンパウンド( 私は 光陽社のNEWサンライト プラスチック用コンパウンドを使っています。)で仕上げ磨きをします。
何かを作るって楽しいんですけど、その分、とても労力もかかるんです、ここは我慢我慢です。

そして磨きを終えた封入標本が下の写真です。

 


左からミヤマクワガタ、アオオサムシ、ノコギリクワガタです。
下の写真は拡大したもので、エッジを落とした、綺麗なカット面がお分かりになると思います。

ここで一つ気づいたことを。
上の3つの標本は、購入したもので、標本に予めニスが塗ってありました。
写真ではわかりずらいですが、色のグラデーションと立体感がしりっかりと出ています。
一方、一番最初のお手製のミヤマクワガタ標本は、ニスを塗っていませんでした。
すると、色の変化のない平面的な黒っぽいものになってしまいました。
理由はよくわかりませんが、レジンで封入する場合、硬い昆虫類にはニスを塗ってあげた方が仕上がりが良いようです。
あと蝶の羽もニスを塗らないと変色してしまうようです。

さらにもう一つ気づいたことを( しつこくてスミマセン ! )
レジンは、仕様なのですが、固まって数か月たつと、黄変してきます。少し黄味を帯びてくるのです。
この黄変も琥珀みたいで良いとも思えますが・・・
もし、この黄変が嫌でしたら、少し高いですがNEWクリスタルレジンという商品があり、そちらは黄変しないとのことです。
( なんだか レジンの宣伝みたいになってしまいましたが・・・)

そして最後にキーホルダー部分取り付けます。
材料はこれ。
左から額縁用の留め具、ホームセンターで200円程度で売ってます。
真ん中は、キーホルダーのホルダー部分。Amazonで50個まとめて1000円位で買いました。
一番右が、強力多用途接着剤。金属とレジンの接着もこれでOKです。
接着剤を使わずに、レジンを流し込む際に、留め具も一緒に埋め込む、という方法もありますが、試した結果、いまいち仕上がりが良くありませんでした。

そして完成したキーホルダーが以下のものです。
写真はコクワガタとタマムシの羽のキーホルダー。
我が家では、子供にお守りがわりに身に着けさせています(笑)。

 


そして、少し応用したのが下の作品。
タマムシのキーホルダー。
こちらは、側面に溝を彫りこんで、ワイヤーを巻き付け、専用の留め具で締め付けたものです。
いろいろと応用が利きますので、皆さんもオリジナルの封入標本、チャレンジしてみてください。
ではまた暖かくなったら !