いつのまにか季節はもう秋。
長い夏の雨の間に封入標本を作ってみましたのでご紹介します。
オオスズメバチの封入標本。
体長42mm、おそらく女王バチです。
私の早朝の散歩コースに、線路をまたぐアーチ状の橋があります。
そこは蜂のパラダイス
なぜか、たくさんの蜂や昆虫が綺麗な状態で落ちているのです
理由はわかりませんが、橋の上なのでアリがこないからかな?
オオスズメバチ、普段はおっかなく間近で見られませんが、
標本にして観察したら、その姿に惚れてしまいました
クワガタにも負けない力強い極太の足、重厚な骨格、流れるような羽と鋭い体躯。
カブトムシに負けず劣らず、日本の昆虫の王者だと、わたしは思いました
( ですが危険な生きものです。見かけた時は刺激せずゆっくりその場を離れてくださいね。)
他にも、長雨の間に・・・
大事に飼育していたのですが、二年で没してしまったオオクワガタの雄さんなど。
( わたしは、散歩・散策・野山で見つけた没した生きもの、飼育し残念ですが没した生きもの(オオクワガタさんだけですが)、を封入標本にしています。)
キムネクマバチ、モンスズメバチ、コガタスズメバチ、オオスズメバチ、キアシナガバチと、ヒグラシ。
ヒグラシの羽は、気泡をまとい、キラキラと光り輝きます。
木の実や、昆虫の羽。
野山に落ちていた素材です(右端のビー玉は子どものものですが(笑)。
左上のタランチュアは、メタリックパズルをブロンズに塗装したものです(金工細工での昆虫づくりも面白そうです。)
さて最後に、夕方、自宅の小さな庭に出てみると、(植樹用の)榎の鉢植えに、ゴマダラチョウとアカボシゴマダラの幼虫を発見
住宅地の中の小さな榎の木にさえも
普段目にしない色々な蝶が来てくれていることを知り嬉しくなりました。