Linux は Windows よりも音質が良いという評判があるので試してみました。 | ~ 草花丘陵の生きもの 時々 日本酒 自作オーディオ ~

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 草花丘陵は東京都あきる野市北東部に位置する小高い丘陵地です。このブログでは草花丘陵の自然に関する情報を発信しており、少しでも多くの人たちにこの豊かな自然と触れ合えるきっかけとなれば幸いです。

わたしは普段、再生機に、SACD機と、パソコンにUSB-DACを繋いだシステムを、利用しています。

さて、後者のパソコンを利用したシステムにはMS社のWindowsをOSとして利用しているのですが、このOSをLinuxに変更すると、音質が向上するという情報を、掲示板にて知りました。そこで、ネットにてLinux オーディオについて検索すると、確かに数名の方々が、このOSに変更したところ、音質が向上 ! と書いておりました。

オーディオ沼に踏み込んでしまった身としては、こんな情報を知ってしまったら、試さずにはいられないのです。

そんなわけで、早速、手持ちのPCでLinux を動かしてみました。

googleにて「 Linux オーディオ 」と検索して頂ければ、先輩諸兄がOSの変更方法を懇切丁寧に掲載されております。老婆心ながら、私が行った方法を簡略に説明しますと、

①Linuxのサイトや雑誌(私は図書館で写真の雑誌を見つけて、これの付録DVDを利用しました)より、自分のパソコンの処理能力に見当たったLinuxシステム(私はUbuntu 14.04 32ビット版 日本語Remix を選択 )を見つけて、そのISOファイルをダウンロード


②ISOファイルを、unetbootinというフリーソフトで、USBメモリーに展開

③パソコンのBIOS画面にて、OSの起動順位を、USBメモリーが最上位になるよう設定

④パソコンにUSBメモリー(余裕を見て32GBのものを使いましたが、20GBあれば十分です)を差込、起動、初期画面で、インスールせずに記録媒体から起動を選択

⑤これでLinux Ubuntuが起動します


音源の再生には、Linux Ubuntu に搭載されている、リズムボックスというアプリを使いました。それでは、いざ、再生 !

では冷静に感想を申しますと、
まず一聴して分かったことは、Linux の方が、同じボリュームでも、かなり大きな音で再生されるということです。私の利用したシステムに固有のことかもしれませんが。大きな音で再生させたほうが、感覚的に音楽がより良く聞こえる、こともあります。

そして、Linux OSで再生される音楽に対して私が感じた特徴はというと、中音域が張り出して聴こえ、高低域が控えめに(良いいいかたをすると綺麗に)聴こえるようです。まるでD社の音作りのよう・・・

そんなわけで、極めて個人的・主観的な感想ではございますが、あえて違いを述べると、上記2点に集約されました。

Linux が良いか、はたまた、Windows が良いのか、たぶんに好みの問題かと思われます。

わたしは Windows の操作性に慣れているので、このまま Windows を使う、という結論にあいなりました。。皆さん、それぞれに音の感じ方は異なりますので、是非お試しになって、ご自分の耳で判断されることをお奨めいたします。