最近はTVも見なくなって、ニュースを少しだけ見るくらい。もう日本の音楽も聴いてないよ……フィリピンの音楽が面白いからさ~。がんばれ日本!
最近、見て衝撃を受けたPVを紹介しますね。UPUAN by GLOC-9 feat. Jeazell Grutas です。
これはフィリピンのラッパーGloc-9とZelleの女性ボーカルのコラボ作品です。私はZelleは好きで聴いていましたが、Gloc9の方は知りませんでした……なんとモッタイナイ。
色々PVを見ていたら、Gloc9の人は石野卓球さんにソックリだな~^^と思いました。イケメン卓球って感じなんだけどw、ラップするとことか見ていて昔の(1stアルバムの頃)電気を思い出した。他のPVではMARTILYO by GLOC 9 feat. LETTERDAYSTORY というのも良かった。これもコラボ作品です。
PVには一つの椅子(UPUAN)が出てくるのですが、そこに色々な立場の人が座っている。背後にスモークがたかれ、物語が始まる予感を起こさせる。見ていくに従い、私たちは、なにか見てはいけないものを覗き見したように思う……
細かくカットされ繋ぎ合わされたシーン、色彩のセンス……とてもシンプルな作りなのに、こうも物語を作れるのか、という感動がありました。
歌詞は「貧富の差があること。その変えられずどうしようもない現実を、その高級な椅子の持ち主に訴えたいのだ」というシリアスなもの。
「見る側が作る物語、っていうのもありだな」と思う。監督は、素材は提示するが、考えを押しつけない。そうすると見る側が、あらゆる具象を頭の中で関連付けていく。それで何かストーリーが出来上がった時のカタルシス、っつうんかな……そういうのを大事にしたい。
ここのサイトhttp://www.opmjapan.com/23rd_awit_award.htmlによると、この曲は第23回Awit Award(フィリピンで最も権威のあるミュージックアワード)で、song of the yearをはじめ3つの賞を取っています。
日本では、こういう音楽出てこないんですかね~? こういう硬派なのがキチンと評価される世の中になって欲しいよ。日本は「臭いものにはフタ。面白おかしいことだけやってりゃいいの~」みたいなノリがあると思う。でも人間は悩んだり、時には嫌なものを見たりもする。苦しんだりあがくのは本当の部分なのに、それを見せないのはどうか……ツルッとした美しさはツマラナイように……
人に何かを感じさせたいなら、リアルに迫るべきでしょうね。そして自説を語らずに、ただ見せる。そうすれば、見た人が自分のSTORYを作りはじめる……


最近、見て衝撃を受けたPVを紹介しますね。UPUAN by GLOC-9 feat. Jeazell Grutas です。
これはフィリピンのラッパーGloc-9とZelleの女性ボーカルのコラボ作品です。私はZelleは好きで聴いていましたが、Gloc9の方は知りませんでした……なんとモッタイナイ。
色々PVを見ていたら、Gloc9の人は石野卓球さんにソックリだな~^^と思いました。イケメン卓球って感じなんだけどw、ラップするとことか見ていて昔の(1stアルバムの頃)電気を思い出した。他のPVではMARTILYO by GLOC 9 feat. LETTERDAYSTORY というのも良かった。これもコラボ作品です。
PVには一つの椅子(UPUAN)が出てくるのですが、そこに色々な立場の人が座っている。背後にスモークがたかれ、物語が始まる予感を起こさせる。見ていくに従い、私たちは、なにか見てはいけないものを覗き見したように思う……
細かくカットされ繋ぎ合わされたシーン、色彩のセンス……とてもシンプルな作りなのに、こうも物語を作れるのか、という感動がありました。
歌詞は「貧富の差があること。その変えられずどうしようもない現実を、その高級な椅子の持ち主に訴えたいのだ」というシリアスなもの。
「見る側が作る物語、っていうのもありだな」と思う。監督は、素材は提示するが、考えを押しつけない。そうすると見る側が、あらゆる具象を頭の中で関連付けていく。それで何かストーリーが出来上がった時のカタルシス、っつうんかな……そういうのを大事にしたい。
ここのサイトhttp://www.opmjapan.com/23rd_awit_award.htmlによると、この曲は第23回Awit Award(フィリピンで最も権威のあるミュージックアワード)で、song of the yearをはじめ3つの賞を取っています。
日本では、こういう音楽出てこないんですかね~? こういう硬派なのがキチンと評価される世の中になって欲しいよ。日本は「臭いものにはフタ。面白おかしいことだけやってりゃいいの~」みたいなノリがあると思う。でも人間は悩んだり、時には嫌なものを見たりもする。苦しんだりあがくのは本当の部分なのに、それを見せないのはどうか……ツルッとした美しさはツマラナイように……
人に何かを感じさせたいなら、リアルに迫るべきでしょうね。そして自説を語らずに、ただ見せる。そうすれば、見た人が自分のSTORYを作りはじめる……








