年末ですね。
今年は一年のことを「あんまり振り返りたくないな」と思っていました。震災があって、自分の中では色々と価値観が変わってしまった。今回のことは他人事ではなく、私は中学卒業まで三陸地方にいて親戚も住んでいるし、知っている人も亡くなったりしたので……「死なないで、生きる」ことが大事と思った。そんな当たり前のことが、もう危うい。
「自分は本当に、自分のやりたいように生きられたのか? 明日死ぬならどうする?」と考えたら、私の人生は「他人の為に頑張ってばかりの人生」でした。もう自分のことをやりたい。
それで私は、十数年ぶりに岩手に帰りました。

以前、私はこう思ってた。田舎の人間関係は濃いから嫌だ、他人のことを気にして噂ばかり。親は私のやることを認めないし貶すので嫌……でも、こっちに来て考えが変わった。親って年をとるのが早い。自分にとっての5年と、親にとっての5年は違うと感じる。だから傍にいて接してやることが必要なのかなと。それに、昔「田舎の悪い部分」と思っていた部分を今は、あまり感じない。今は周りが気にならなくなったし、ネットさえあればいいので、どうせなら親の近くに住む方がいいと思った。みなさんにもお勧めします、本当。

☆2011年に作ったセカンドライフの動画(マシニマ)を紹介します。

今年は、楽曲のことをもっと考えて「曲を良く聴かせるための画作り」というものを目指しました。常に「自分の作りたいストーリー」というものはありますが、そっちのエゴを突出させると、見る側は「では、何故この曲を付けたの?」となるので。曲の必然性の方を重要視したいというか、ウチの場合は常に「曲先」なので、そうならなければダメだと思います。

MeRMEN/Go!uppergroundです。ロック野郎ども「マーメン」には珍しく、ギターなしの80年代風シンセ・サウンド! 私もスゴイ好きな曲です。面白い言葉遊びとシンセアレンジのセンスには「ぐぬぬ」と嫉妬してしまいます。KGさんアンタは凄いよ……これは2010年11月から曲を聴き込んでいて、撮影は1月2日から本格的に始めました。正月は餅を食べ、次の日からは平常運転だったわけw 


MeRMEN/新(あらた) です。この曲も好き。最後のギターの「引っ掻くような音」から内容を思いつきました。キャラや設定に関しては二転三転……二か月も内容に悩み、考え込んでいたので息子に「引かれて」しまう。震災後ということもあり、作る気力が薄れ、完成まで時間がかかってしまった。キャラクター作りは楽しかったですよ^^


MeRMEN/保護です。
3つともサムネイル(静止画)が良いですね。狙ってはいません^^
動画は引っ越しの為、仕上げを急ごしらえでやったので、もう少し変えたいところもあります。
曲自体は17年前くらいからあって、これの古いバージョンを聴いていたところ、KGさんから新録音源が届きました。シンクロニシティ? KGさんの味はこういう曲にあるんですよね。ロックで歌謡曲テイストなところ。
この作品について、あまり語らなかったのは……セオリーを破ったからで、要は「自分の作りたいストーリー」をやったんです。なので、あまり良い作品ではないと思います。言葉では言えないことを映像にしたかもしれない。ストレス解消の犯罪みたく、私の長年の鬱積やエゴが詰まっていて嫌なものを吐き出したような。なので、もうこういうのはやらない。

正直、私はこの動画を作るために3年半セカンドライフをやったと思います。これをやって、ある意味満足したので毒気が抜け、次の作品作りは朗らかな気持ちで出来ます(え


今年は動画は3作品と少ないのですが、動画を付けない「マーメン・おまけ楽曲」も発表しました。
Ali-chop/MeRMEN
こういうのは、あんまり発表しない方の感じなんですけど、楽曲、アレンジの面白さが際立っていると思います。


MeRMEN/哀の歌です。これも昔の曲の再録です。シャウト多めで激しい曲ですが、震災後に聞いたらすごく勇気づけられました。「生きてやれ、この命、感じようぜ。一つの希望」という歌詞が良い。 
これは静止画一枚のみかと思ったら、間奏に入ると……アバターが目を閉じます! ちょこっと細工をしました^^
 

今年、仮想空間セカンドライフのイメージは良くなったか? というと……、
このことに関しては「アツくなってはダメ」なように思いました。布教して差し上げようと思えば無駄な努力になります。(これは妄想ですが)、なんかセカンドライフを何がなんでも流行らせたくない勢力が、この国にはある気がします。セカンドライフsage教の信者とでも言いましょうか……
SLやってる身から言わせてもらうと、そもそもこんな難しいモノ、一般人に広めようってのが無理w 有吉さんも「バカに見つかったら終わり」って言うし(?)あんまり広めようともせず自分が楽しんでれば良いのかなと思います。でも最近は、新人さん割と来ているみたいですね。

それでは。今年はありがとうございました。2012年もよろしくお願いします。
正月はウトメの手伝い、小姑やらなんやらウチに来られる等、リアルでやらないといけないことが多く、仮想空間でまで時流に合わしてなんかやる、というのがしんどい。
今年はSL内での年賀状作成はしません(のつもり) 許してね(:D)rz
メリークリスマス!!! っつても、時流あんまし関係ないんだよな。サラリーマンでもないし……
義母はエホバだし、ここでは昔からクリスマスやっていない。かえって気が楽ですけど。動画に集中できますし。
それにもう、ここ数年「クリスマスだ! 正月だ! 年中行事さ~やるべ!」 っていうのが、なんかもう、しんどいんだよね。平日大好きっ子だし。

まあ、でもピグの中で楽しみましたよ。ハンドベルはさっきスクラッチで貰ったもの。どうにか間に合ってよかった。
部屋の壁もクリスマススクラッチで貰えた。ヨカッタ、ヨカッタ。

仮想空間でもメガネっ子!! 仮想空間でもメガネっ子!!

私は、これからセカンドライフに入って~、アニメーション(アバターの動作)を大量に買いますw それからテクスチャをアニメーションさせるリンデンスクリプトを覚えて、次の動画に生かしたいと思ってる。
セットを作って、どのように撮るのかをシミュレーションし、ふさわしいアニメを選ぶ。
キャラをもう少し作り込む。とか、やることはいっぱいです。
なので、あんまりカレンダーは関係ないです。正月はどうなるんでしょう……
おかしい。先月で消えるハズのSIMが消えてないw
(お店のあったところです)
もう新天地は一応あります。でも、まだ準備が進んでないので、今のところナイショ。
今のところ、活動のメインはYOUTUBEとxstreetということで。※xstreetの方は看板と内容を変えたいと思ってます。

YOUTUBE http://www.youtube.com/user/sobersv
xstreet(marketplace) https://marketplace.secondlife.com/ja-JP/stores/74781?id=74781&locale=ja-JP

今までお世話になりました、お店にありがとう~。という記事を書こうと思ってたんだけどな
仮想空間でもメガネっ子!!  仮想空間でもメガネっ子!!  

私自身はリアルの方でも忙しくなりそうです。あまりSLにINも出来なくなると思います。
でもリアルに出るの怖いお~。昨日ハローワークに行きました。(ウトもトメもウルサイわけではないが、仕事を探してることにしないといけないアレな為)
でも自分、リアルのスペック低過ぎなために、言われることにいちいち傷付くんですよね。
「それにしても資格の一つくらいあってもいいんではないの?」
「職歴っつっても、キミは前職が昔過ぎるし書かなくていい」
若い時は働くのにしても何でも、あまり周りの人から否定されなかった気がするんですけど、アラフォーになると違いますね。なんかタイムトラベルしたようですよ。気付いたら時間が経っていて、周りが自分に対してキッツクなっていた。コレがオバハンになるというやつなのか……

あと義理の両親と実の両親のことですが、以前の記事 で「久しぶりに帰ってみたら炭信者になっていた」と書きましたが、色々調べてるうちに「やっぱり騙されていたんだ……」とわかり、ショックが大きいです。
いわゆるSF商法、催眠商法ですね。
今は中高年の方もパソコンに詳しくて「あんなの騙されないよ!」 なんて書きこみしている方も多いのに(こういう人は安心)なんでウチだけ……で、あの人たちの共通点は何? と考えた時、

 ・ 情報弱者(パソコンを触ると悪いことが起こると思っている)
 ・ TV信者(TVがウソ言うわけない、と言う)
 ・ 意味なく威張ってる(封建的? とにかく父親は偉い、みたいな)
 ・ ケチ(なのでタダのもの、100円のものに釣られる……)

じつは私、以前に悪徳商法についてのメルマガを書いていて、親に一度、なにかコピペみたいなのを見せたことがありました。私の親はリフォーム詐欺にもあったことがあるんで……(退職金から、もっていかれました)でも全然、薬になってなかった。親のワガママとして「子供の言うことだから聞けない」というのもあると思うんです。
それに、そんなに簡単な問題でもなかったみたいです。かなり根深いものがある。私は、あの人たちが「寂しい老人」だということに気付いてやれなかった。いつも「親らしく偉そう」にしていたので。でも本当は寂しいので話し相手が欲しい、理解者が欲しい。親しい人が早死にしたりすると「自分はいつ死ぬのか」と考えるようになる。で、「健康」にすがりたくなる。

それでは、そういった催眠商法の販売員は悪なのか? というと、なんか私にはわからなくなった。
販売員たちは面白い話や人情話・コントのできる旅芸人であり、赤の他人の老人を抱きしめ、褒めて、なでてやり、一緒に寝たり、人によっては一緒に暮らすこともあるそうだ。若い販売員に恋してしまう老人もいる。でも実の子供たちは遠くにいて、それを知らない。
もう手遅れ。販売員は老人たちの「心の中に」入った。

そして販売が終わっても、彼らは顧客の老人一人一人にハガキを書く。「○○さんのお体が心配です。健康に気を使ってらっしゃいますか?」……こんな仕事ができるのか、ここまで行くと、もう仕事ではなくなっていると思う。
そんな販売員は精神を病む人が多いらしい。情が湧いてしまうから。

犯罪者擁護みたいなことを書いたと思われるかもしれません。擁護なんかしません。実際、被害にあっているからです。
ただ「販売員以上に、息子や娘は両親を喜ばせられたのか?」と思うと、悔しくて仕方ない。
親と離れて暮らしている人は、親が何に興味を持っているか、わかっていますか?