ざっくりな感想(ネタバレ有り)

・無限城、SF都市やろ

TV見た時との印象の違い

・ちょっと贅沢なお願い


無限城、SF都市やろ


遊郭編、TV版は視聴していたので概ねスクリーンで得られるインパクトは期待通りという感じでした。遊郭編エンディングの余韻の残る中での上弦集結が今回の映画のメインディッシュという感じです。

猗窩座(鬼滅関連のワードすぐ変換できて便利だな)視点の無限城を舐めまわすように見渡すのだがその広大さ、構造の複雑怪奇さに唖然とします。いややり過ぎ、城やない、城の内装のSF都市や、とツッコミを入れたくなる。いずれUSJでアトラクションと化しても驚かない。
そんな底知れない無限城に集まるのは異形で底知れない面子の方々。なんだか猗窩座が普通のプレイヤーユニットみたく見えてくるじゃん。上弦達の内面から滲み出るようなおどろおどろしさは見せ方もあるけど声優さんの力も大きいですね。一番よく喋っていたのは童磨だったと思うけど感情のこもらないにこやかな感情表現がハマりすぎていた。無限城編の上弦達とのマッチアップは映画化、するやろ。

TV見た時との印象の違い

再度見た感想になってしまうがTV初見は単純に宇髄さんカッコいい!炭治郎がんばれ!という視点だったけど二度目だと妓夫太郎が執拗にねちっこく炭治郎をいびる場面はただの弱いものいじめではないことがすんなり理解できた。妹を庇いながらなすすべ無く力を持っているように見えない炭治郎がかつての自分と重なり憎しみと愛着が沸いたんだろうな、と。あの舐めプさえ無ければ完勝していただろうに。などと今回一番感情移入していたのは妓夫太郎でした。10話と11話のストーリーの間とテンポを作っていたのは主人公サイドではなく妓夫太郎だったと思うのです。映画館で火の粉が舞う演出も映えていたし戦闘の合間の静かな間って印象に残る。11話の過去話の独白は音響の効果か悲劇性も増して見えました。

ちょっと贅沢なお願い

そんな感じで遊郭編と上弦集結は十二分に楽しめたのですが緊張感の解かれた日常パートとも言える刀鍛冶の里編1話は少し間伸びしてしまった感があるかなぁと思いました。TVなら全く問題ないけど映画を締めるにしては物足りない感じはしました。これ、遊郭編→刀鍛冶1話→上弦集結と順番を入れ替えるだけでも観客の鑑賞後のテンションは全く違ったのでは?と思います。あと鬼滅アニメはシリアスとアクションはめちゃくちゃ良いけどゆるギャグパートの見せ方はまあまあなのであんまり多くない方がいいかな、と。

総合的に見て製作側が完結までやり遂げる意志をありありと受け取れるクオリティの素晴らしい映画だったです。3DXも観に行こうかな。