前回のチョウゲンボウの時と同じで、昼間にハイイロチュウヒ♂の飛ぶのを待っていたところ、上空を旋回しながら飛ぶ鳥を観察していた。

 この日は、待っていると何かしら目の前に鳥さんが出てくれて、今度はハイタカの雌が姿を見せてくれた。

 ハイタカの飛んでいる姿は、尾羽が長く見えて、全体的な姿は、オオタカよりもスマートに見える。

 ハイタカの雌は、雄よりもよく見かける。

 ハイタカ雌の大きさは、キジバトの全長約33cmより大きく全長約39cmあって、ハイタカ雄よりも大きい。

 ハイタカ雌の背面は、灰褐色で腹部は白っぽく、黒っぽい細かい横縞があるなどが特徴的な面で、頭の中で見分け方がめぐる。

 ハイタカ♀ 白い眉斑が目立つ


 ハイタカ♀ 黄色の足が見える


 ハイタカ♀ 翼指6本が見える


 ハイタカ♀ 早く飛ぶ時は翼をM字スタイル


 ハイタカ♀ 


 ハイタカ♀ 


 ハイタカ♀ 


 しばらくして、雄も見れると良いのにな〜と言った瞬間、今度はハイタカ♂が旋回しながら姿を見せてくれた。こんなことって、あるんですね 笑😆

 ハイタカ雄は、キジバトの全長33cmよりも小さく、全長約31cmとハト類よりも小さな猛禽類。

 メスの方が一回り大きい。

 ハイタカ雄が見れるなんて、なかなかないよね💕

 ハイタカ雄は、背面が青灰色で腹部は赤褐色(オレンジ色)の細かい横縞があって綺麗に見えるところから、バーダーの間では人気のある鳥さんだよね❤️


 ハイタカ♂   背面の青灰色が見える


 ハイタカ♂  頭部は青灰色 腹部はオレンジ色横縞


 ハイタカ♂  オレンジ色の横縞が綺麗だね❤️


 ハイタカ♂


 ハイタカ♂


 ハイタカ♂


 ハイタカ♂


 ハイタカ♂


 ハイタカ♂まで見れるとは、ちょっとビックリ‼️

だったね🤗

 ハイタカの渡りは、色々あって秋の渡り(南下)の時に見られ、北海道や東北から南下するグループ(漂鳥)と大陸から朝鮮半島を経由して西日本に渡ってきて、関西、中部、関東へ移動するグループがある。  

 また、同じ秋の渡り(南下)でも、10月下旬から11月ごろがピークで、西日本では大陸から日本へ渡ってくるグループも見られ、ハイタカの「逆さ渡り」とも呼ばれている。

 ハイタカの春の渡り(北上)は、秋とは逆のコースをたどり大陸へと渡って行くグループ(大陸渡来)かいる。

 また、西日本の越冬地まで来たグループ(漂鳥)が繁殖していた東北や北海道へ北上するグループが見られる。

 この渡りの中で、実際に大陸へ渡って行くハイタカの春の渡りを見たくて、山口県の角島の無線電信局跡と長崎県の生月島の大バエ灯台へ行ったことがある。 早朝からお昼過ぎまでまとまった群れで飛ぶのではなく、単独か、ペアか、親子か、少数で朝鮮半島を目指して海上を飛んで行く。たまにどうい訳か、戻ってくるハイタカもいた。

 ハイタカの渡りは、面白かったよ🤔

 ちょっと、話が長過ぎたかなぁ 笑😆


撮影機材:Nikon Z50Ⅱ

         AF-S Nikkor 500㎜ f/5.6E PF ED VR