予告編を見てからずっと楽しみにしてて、3/3に観たのに…
書くのがこんなに遅くなってしまった…
最近は親のことや仕事も忙しかったり…
観ててもなかなか追いつかなく…
26日からは、また観たいのがたくさんありますが…
ちょこっとあらすじ
サンフランシスコにある世界有数のLGBTQ+ コミュニティの拠点、カストロ・ストリート。
ある夜、ドラァグクイーンのショーを披露するゲイバー、パンドラ・ボックスでショーが行われる中、バーのオーナーでドラァグクイーンのリッキーは薬物の過剰摂取で倒れ、息を引き取る。
保守的なテキサスの田舎町でその報せを受けた彼の母メイベリンは、疎遠だった息子の死にショックを受け、夫の反対を押し切りサンフランシスコでの葬儀に参加。
ところが、葬儀は華やかなミュージカル調で、敬虔なクリスチャンで教会の聖歌隊の一員でもある彼女には耐え難いものだった。
翌日、彼女はリッキーのパートナーでバーの共同経営者のネイサンを訪ねたものの、門前払いに。失意の彼女の前に、リッキーの親友のシングルマザー・シエナが現れ、彼女の計らいでネイサンとの間をとりもってもらう。
すると、リッキーが遺言を遺さずに他界したため、バーの経営権は母親のメイベリンが相続することになっていたこと、そしてバーが破綻寸前の危機にあることが分かる。 彼女は困惑しながらも、シエナの家に居候しながら、息子の遺したゲイバーの経営を始めることに 。
感想
疎遠だった息子の訃報を受け、取り敢えず、息子の葬儀へ駆けつけようとする母
そしてそれを阻む父親
保守的な田舎では、息子がゲイなんてとても恥ずかしいことなのだ、と父親は思っている。
でも葬儀に駆けつけてた母親は来たことを後悔して、途中で教会を出てしまう。
だって葬儀って言ったってミュージカル調で華やかで、聖歌隊の母親からしたら違和感しかなかったから。
でも翌日、息子の家へ行くが、途中で退席した母親を見たパートナーが門前払いに…
どうしよう?困ったわ、って思ってマンションを後にして歩いていると、息子の友達のシングルマザーから声をかけられる。
という重い感じで始まる。
ストーリー自体は重いんだけど
だってLGBTQ+がテーマだし
いきなり息子はクスリの過剰摂取で亡くなっちゃうし…
息子とそのパートナーのやっているバーは火の車だし…
親子の絆…
親子の再生…
友情…
恋愛…
生きづらい人たちから
自分らしくあることの美しさ、尊さ
を教わった。
そんな生きづらい生き様の中でもがいても抜け出せない。抜け出せないなら、その中で生きるしかない。ドラァグクイーンのかっこよさは誰になにを言われても、わたしはわたしよ、何が悪いと、ありのままの自分を曝け出すその姿と、その潔さなんだな、と。
だから人々を惹きつけ、魅了する。
これは男だから女だからゲイだからレズだからとか、そんなのは関係ない。
そして最後のステージのシーンは涙が…
マザーの信念と潔さにも拍手👏
ひとりの女性がホントのマザーになるまでのマザーの苦悩と、その息子の葛藤、なにもわからない父親。ラスト…バラバラだった家族がやっとひとつになれたような気がした。
もっともっと書きたいことがたくさんある。なかなかまとまらない。多分、追記すると思う。
2021.3.3 TOHOシネマズ日比谷シャンテ
今年は誰が獲るのかな?
って…、これアカデミー賞発表の前から下書き保存して書いてたんだよね…
てか、もう発表終わっちゃったよ
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