昨日は8月の最終日。
TMNが業態変更してから5ヶ月が経ちました。
昨日までにTMNがリリースしたアプリは計3本。
有料アプリ1本。無料アプリ2本。いずれもノープロモーションでAppStoreの上位にランクインしています。
よく言われるように、iPhoneアプリはAppStoreの順位がとても重要で、少なくとも総合ランキングで25位以内に入らないとヒットを狙うことはできません。
「土俵に上がる」という言葉がありますが、まさにTOP25位に並ばなけれ勝負にならないのです。
一般的にリリース直後は大小問わず何かしらのバグがあるので、プロモーションは控えるケースが多くなります。
iPhoneアプリの場合はアップデートの反映に1週間ほど必要なので、その間はストアで公開されたまま放置状態になります。
ユーザーのニーズや話題性を捉えたアプリは、この期間中に実力でランキングを駆け上がり上位にランクインしてきます。
幸運なことにこれまでTMNでリリースした全てのアプリでこういう結果を出せていることは、アプリのプロデュースを初めて経験した社員にとっても手応えややりがいにつながったと思います。
ただ一方で、我々はあくまで『ビジネス的な成果』のためにモノ作りをしているんだ、と身を持って原点回帰しています。
つまり、ランキングやダウンロード数はあくまでKPIの一つで我々の最終ゴールではないということです。
以前、ブログにも書きましたが、iPhoneアプリに代表されるスマートフォンビジネスは定まった成功モデルはなく多くのプレイヤーで手探り状態が続いています。
ただ、ここにきて我々が目指すビジネス的な成果とは何か、どこに注力して何を伸ばしていくべきかが絞られてきました。
先日の藤田社長のブログのエントリーでも触れられているように、CyberAgentグループのスマートフォンコンテンツビジネスにおける大きな方向性も決定されています。
“とりあえず作ってみよう”の段階は終わり、『ビジネス的な成果』がゴールであることをブラさないこと、満足するレベルが上がり続ける中で『ユーザー視点』を徹底すること、この2つが重要だと思います。
今月はCyberAgnetグループの2011年度の最終月。後悔しないようにやりきれるよう頑張りましょう。