業態変更を行い、日高管轄(スマートフォン事業管轄)に異動となり、初めて日報を書きました。


日報はこのブログには書けないような生々しい仕事の話しになるだろうと思っていたら、意外とブログにも通じる部分もあり折角なのでこちらに転載してみようと思います。


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お疲れさまです。TMNの山本です。


日高管轄にきて初めて日報を書いてみます。


内容はTMNの社員向けのメッセージですが、思う事があれば不定期に書いていきたいと思います。


TMNが業態変更を行い1ヶ月が経ちました。


3月の目標は、プロデューサー1名1本、第一弾のアプリとして作るものを決める、というものでした。


結果は、

本数換算だと2/3本
人数換算だと1/3人
※1本(1名)は以前より制作中

未達成という状況です。


最初は1ヶ月もあれば、まず決まるだろう、とどこかで高を括っていたかもしれません。現実はそんなに甘くない、ということです。


そもそもTMNの芸能人アプリの場合、作るものが決まるとはどういう状態なのか?整理して考えてみましょう。

Step.1 社内プレ
Step.2 企画内定
Step.3 事務所へ提案
Step.4 アサイン決定
Step.5 開発オリエン
Step.6 開発内容確定

→『企画決定』制作スタート


こうやって整理するとプロデューサーの突破すべきハードルは実に多いことに気付きます。


まず、社内の仲間(僕や日高さんを含む)の遠慮のないツッコミに耐えて社内プレを突破することから始まります。


次に、芸能人(事務所)をくどいてキャスティングする必要があります。イメージの問題、スケジュールの問題、ギャラの問題などがあり、一筋縄ではいきません。


そして最後、それって本当にできるの?という、開発側との最終的な確認です。技術的に、予算的に、スケジュール的に当初の計画と想定の範囲内でできるのか、という意味です。


この最後の難関を乗り越えて、初めて、PPTを前にして「この企画は最高だ!」っと閃いたそのアイデアを形にするため正式に動き出すことができるのです。


これが本当の『企画決定』なのです。


以前、Step.1~Step.2の段階で企画を1本に絞り込もうとしていたプロデューサーに可能な限り多くの企画を同時に進める様に指示しました。


Step.6までいけば1本のアプリに集中すべきですが、それまでは常に複数のネタを抱えておかないと、いつ、どこで、企画が頓挫するか分かりません。


また、早い段階で1つの企画にこだわり過ぎるとそれを完成させることが仕事になり、妥協だらけ、帳尻合わせの中途半端なアプリが出来てしまうからです。


企画力も弱く、まだ穴だけの状態だからこそ、安易に効率や要領に走らず、一人で突っ走りかけたら必ず僕を巻き込んで欲しいと思います。


そして、提案とFBKを繰り返し、少しづつでもStep.0(自分の中で出して潰して精度を上げる)ことを身につけいって欲しいです。


まだまだこれから、来週も頑張っていきましょう!!



TMN山本