今週末、お台場のSOHOで広告事業部の社員を集めて「メニュつく」を開催します。
メニュつくとは、広告事業部で働く社員が、自ら考え、自ら作り、自ら売る、ための新商品を考える会議です。
サイバーエージェントの「ジギョつく」にならって、事業をつくろう、ではなく、メニューを作ろう、とコンセプトを変えて実施してみようと思います。
内定者アルバイトから取締役まで全員参加で、1組2名のチームに分け、2週間の準備期間で考えてきてもらった新商品案を発表してもらいます。
私は審査員をするのですが、各チームの発表ごとに、「採用」もしくは「残念」の札を上げる演出になっています。
こうやって前半は事前に考えてきたものを1チームにつき2案発表してもらい、後半は「採用」札の上げられたアイデアの中から、どれか1つを自由に選んで改善案を発表してもらいます。
つまり、全員でブラッシュアップを行うことで、誰かの良案を皆でピカピカに磨き仕上げる、そんなイメージです。
ちなみに商品を考えるというと、何か特殊な経験や知識が必要だと思うかもしれませんが、少なくとも現在の当社においては決してそんなことはありません。
TMNを設立してから1年半が経ちますが、よく売ってくる営業はイレギュラーな受注が多いという特徴があることに気付きました。これは、広告主に合せて自社の商品をカスタマイズしているためです。
例えば、これが1社に対してのみ提供されていればそれは「企画」ですが、様々な企業に提供できるものになればそれは『商品』です。
つまり、自社の強みと顧客の需要の最大公約数を形にしたものが商品であり、当社のように複雑なテクノロジーや多額の投資コストを必要としない業態であれば、時流に合せてどんどん新商品を出していくべきであり、それができると思います。
ただし、今回の会議がただのアイデアバトルで終わらないように、事前に複数の制約条件を伝えています。
・売価を決めてくること
・原価を調べてくること
・センスの良い商品名を考えてくること
・想定する広告主を明確にしてくること
・競合商品があれば調査し比較してくること etc…
優れたルールの中でこそレベルの高い試合が実現するのではないか、これまで参加した「ジギョつく」や「あした会議」を参考にしました。
各チーム、かなり気合が入っているようで、業務時間外にMTGを重ねて準備を進めているようですが、今から発表が楽しみです。
来年のヒット商品をここから生み出すくらいの気持ちで挑みましょう!僕も本気で検討したいと思います。