時間が開きましたが、息子の中高一貫校の中学校の卒業式の時の話題です。
時系列としては、この記事の日と同じです。
コロナ禍での卒業式だったので、参加は各家庭から1名となっていました。
そのため、保護者が座るイスは指定されていました。
クラス別で子どもの出席番号順でした。
そのイスの上には卒業式のしおりと、子どもからの手紙が置いてありました。
封筒には、夫と私の名前が書かれていました。
しっかりと糊付けされており、その場で破って開封して読む、という雰囲気ではありません。
そんなこともあり、家に帰ってから、息子の目に入らないところで読みました。
短い手紙でしたが、親に対する感謝の気持ちを綴っていました。
「(略) 送迎もしてくれてありがとう。病気になったとき、看病してくれてありがとう。「学校に行きたくない」と言ったときも受け入れてくれてありがとう。恥ずかしくて直接言えませんが、とても感謝しています。 (略)」
夫にもこの手紙を見せました。
「すべての苦労がこのひと言で消えた。」と夫が言いました。
ホントにそう。
すべてが報われたような気持ちでした。