高3の娘の、共通テスト1日目が終わり、今日、2日目の受験に向かいました。

理系の娘は、11時20分開始の数学からスタートなのですが、文系の人たちと同じ時間に大学の控え室に集合するため、早くに出発です。


娘が高校2年の時に言っていたことを、昨日の事件のニュースを見ながら思い出しましました。

とは言えあまり、関連性はない内容ですが、未だに親の心に残っているセリフです。

(もしかして、息子の過去記事の中で書いていたかもしれません。)



娘は地元のみんなが通う公立中学校に行きました。

1年のころは、2番から5番ぐらいの間をさまよう成績でした。


1年終わりの春休み、退職した中学校の先生(専門は理科)のところに、娘は勉強を見てもらいに行きました。

というもの、「ボケ防止に誰かを教えたい」と、その退職した先生が中学生を探している、ということで、周りに回って私の元に話しが来たのです。

塾というわけではなく、あくまで年寄りのボケ防止に付き合って欲しいレベルなので、成績がある程度いい生徒を希望していました。


しかも、偶然にも私が良く知っている先生でした。

その人なら安心と思い、娘を取り敢えず春休み中にその先生のところへ週に1回、3時間ほど通わせました。


今まで、家で全くといってほど勉強をしなかった娘が、週に3時間も勉強をしたのです。


そして、2年の最初のテストで初めての1番になりました。

娘にとって、初めての1番で、娘も大喜びでした。

退職したその先生も大喜びです。


結局、春休みだけのはずが、部活のない水曜日に毎週その先生の元に通うことになりました。


しつこいようですが、全く勉強しなかった娘が週に3時間も勉強するようになったのです。


その結果、2年生になりずっと1番をキープしていました。2学期に1度、1点差で2番に。

そして、最後の学年末で2番になりました。

それ以外は常に1番でした。


前置きが長くなりました。

そんな娘でしたが、高校に入り撃沈しました。

コース(クラス)順位では、娘の下に2、3人しかいない状態です。

さぞ、衝撃を受けて落ち込んでいるのかと思いきや、そうではありませんでした。


娘、曰く。


中学校のとき、「また(娘)が1番に決まってるよねー」って雰囲気の時がなによりも辛かった。

あのプレッシャーだらけの日々はもうイヤ。

今の誰からも注目されない状況の方がいい。


と。

1番の成績をキープしている時の方が辛かったらしい。