前回、特別進学クラスのことを書いたので、その流れで。
学校によって言い方は違うと思いますが、難関大学を目指す生徒を対象にしたクラスが高校にはあります。
この記事で、特進クラスと表記します。
娘(現在高校3年生徒)の通っている高校にもあります。
合格者説明会で、特進クラスの希望調査をされました。
①特進クラスを強く希望
②どちらかというと希望
③希望しない
と言う選択だったと思います。
入学当初は娘も中学校の貯金で成績も良かったので、高校でもそんな感じで行けるだろうと、特進クラスを希望して入りました。
特進は1クラスで、40名です。
英語と数学は他のクラスより難しいものとなります。
2年生になるとき、特進が2クラスに増えました。
1クラスだったら、もう特進クラスはないなあ、と思っていたのですが。
人数が増えたため、引き続き、娘は特進クラスに入りました。
3年時は文理混合で特進は1クラスになり、娘は普通の国立理系コースに変えました。
東京の国立大学を目指していたのですが、幼い頃から塾などに行って勉強している首都圏のライバルに勝てるはずもなく。
地方の国立大学にシフトチェンジしました。
そこで娘と私が感じた、特進クラスのメリットとデメリットです。
まずメリット。
娘から聞いた高校生活を送る上でのことです。
○とにかく、待遇がいい。
たとえば、文化祭などでクラス出し物は時間の関係で、全クラスできません。
事前に企画書を提出して、良かったものが選ばれます。
特進クラスは、絶対に選ばれるらしい。
その他、規則に関してもあまり厳しく言われないらしい。
授業も教え方が上手い先生が来てくれる。(教科により例外もあり😓)
○クラスの雰囲気がいい。
これは感じ方に個人差があると思いますが、授業中や、自習時間などでふざける人がいないので、過ごしやすいらしいです。
○いろんな経験ができる。
1年の時は特進クラスで、京都大学などへの研修旅行がありました。
2年時はコロナでそれらの行事はなくなりましたが。
地元の国立大学の医学部見学もありました。
科学の甲子園の出場も特進クラスの中から選抜でした。
それらの経験をしたことによって、大学の選抜型試験や、推薦などでのアピールポイントができます。
✖️苦手な教科はとことんついていけない。
当たり前といえば、当たり前なんだけど。
自分がなんとかなりそうなレベルでの授業じゃないので、どんどん分からなくなってしまいます。
もともと苦手だった英語は1年の頃からきつそうでした。
中学校の頃は得意だった数学も、高校は全く別の次元で、だんだんついていけなくなりました。
特進は数3をするのですが、結局、それも娘には不要だったかなあ、、、と。
難関大になにがなんでも行く!という気持ちがなければ、普通の国立コースでよかったかなと思います。
そんなこともあり、不登校とは関係なく、息子の特進クラス選びは慎重なのです。
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