父の日とんかつ | NIKKA-BOKKA 

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子育ち講座を修了した母親の実践や気づきを綴っています

6月20日(木)

 

先週末、yayaが久しぶりに帰ってきてました。

父の日だってのもあったからのようです。

 

「お母さん、今日私がご飯つくるね。オトウの好きなものでなんか・・・。」

「そっかそっか、いいねぇ、お父さんの好きなもの、好きなもの・・・。」

二人で相談して、私がめったに作らなくなった夫の大好物とんかつに決めました。

(たった二人分のとんかつを日頃は揚げる気にならない私。苦笑)

 

今回はyayaさんがメインシェフなので、私は補助役で隣でキャベツをスライスしたり、

終わった調理器具の洗い物をしたり、お皿を用意したりしました。

道具の場所も調味料の場所も勝手知ったるで、yayaはちゃっちゃかちゃっちゃか

私と雑談しながら手を動かしていきます。

いや~もう、yayaと二人でやると超ラクです。できるの早いし。嬉しくなっちゃう。

 

と、庭の草刈り作業を済ませて上がってきて、

ほっとひと息な様子でリビングのソファに腰を下ろした父親に向かって

「オトウ、父の日だからとんかつ作ってる~~。」とyayaが言いました。

 

「おう!それはそれはありがとうございます。嬉しいな、久々のとんかつだぁ。」

そう返す夫が、台所で立ち動く私達をしば~らく眺め、

少し照れくさそうに笑ったあと、じっと目を閉じました・・・。

私はそんな夫の様子を見ながらなぜだかジンときてしまって、

(よくこれまで父親として家族を支えてきてくれました・・・ありがとう)

そんな気持ちがわいてきたのでした。

 

yayaの作ったとんかつは、やわらかくとても美味でした。

「うん、サイコー、うんめ~~、やっぱコレですよ!」と夫は唸りながら満面の笑み。

「うん、やわらかい! いい肉だったねコレ。」とyaya。

「うまく揚がったね、yaya。さっすが。」と私。

とんかつをほおばったまま、ニンマリするyayaの顔。

それを見て私もムフフとyayaにニンマリ。

それを見てた夫が一緒にニンマリ。

こういう時って言葉がいらない、なんでだろうね。

あぁ、しあわせだな~と素直に思った夕餉でした。

 

「やっぱりいいな、たまにの我が家。 また帰って来るね。」とyaya。

ちゃかり我が家のお米をリュックに背負える分だけ入れて、東京に戻っていきました。

(も、もしや目的は米を取りに来たって噂も? それな!(笑))

 

息子のroroは、今年は自分の誕生日が重なったようで、

周りの方々からケーキでお祝いをしてもらってる写真がLINEで送られてきました。

家族それぞれからのおめでとうメッセージに、その日既読はつかず、

次の日にこの写真と「あざーっす!」の6文字。

あ、い、か、わ、ら、ずーーー。だよな? お前はこんな感じだよな?(笑)

 

でも、このあいかわらずな感じが roroだなと。

周囲に大事にされながら、いろんなことを教わりながら、元気でやってんだと。

25歳息子よ、むしろ家族はたまに思い出してくれるくらいでよござんす。

あんたはあんたでしっかりおやんなさい・・・オカンはこんな感じ、だよな?(笑)