夫、洗い物が上手になりました。 | NIKKA-BOKKA 

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子育ち講座を修了した母親の実践や気づきを綴っています

4月10日(水)

 

夫が食後の洗い物を担当してくれるようになって数年になります。

きっかけは、私がリウマチを発症して、

それでも最低限の家事はなんとかこなしていたんですが、

季節や体調によって、手指が腫れて痛み、思うようにやれない日もあって、

さすがに夫なりに何かしらを思った様子で、

いつの日からか、私より先に席を立ち、洗い物をしてくれるようになりました。

 

最初は、(うう、やってくれるのはありがたいけど…泣)と思うほど、

夫がやり終えたあとのキッチンは、シンク周りから床から泡が飛んで水浸し。

でも、不思議とその状態が夫の目に入っていなくて。

「食器を洗った。以上!終了!」という感じで、さっさと立ち去ってしまう。

(な~に~~~?結局、後始末は私じゃないよーーー。泣)

 

とにかく力ずくで洗ってるんです。

もしかして怒ってんの?って思うくらい。

何かの仇ウチか!と突っ込みたくなるくらい。

ワシワシ!ワッシ、ワッシ、ワッシ!!!って。(笑)

 

あと、洗いかごに調理をした時の鍋とかボールとか小皿とかある上に、

新たに今洗ってる食器を重ねて置いていくから、

洗いかごにコップやお皿やお椀がケルンのように積みがっていくんどすぅ~。

(だ、か、らーーー、そういうのにも手順とか、段取りってもんがあんでしょ!)

って感じで、しばらくはツッコミどころ満載な夫の洗い物でした。

 

でも、毎日毎日やってると、力加減もわかってくるし、

どんな順番で洗うと効率がいいのかとか、

洗いかごにあるものを先に片付けてからのほうがよさそうだと気づいたり、

作業そのものを考え工夫しながらやる余裕が夫自身の中に生まれ、

徐々に夫の立ち姿や手元の動きが、ワッシワッシとただやみくもに力んだものから、

やわらかく、なめらかなものに変わっていきました。

表情も・・・嫌々やってるような顔から、なんてことないよって顔に。

 

すると、当然ながら泡も飛ばないし、水浸しになることもほとんどなくて。

・・・あれ?最近、私、後始末ぜんぜんしなくて済んでる。

何ごともやり続ければ、やり慣れて上手くなっていくものですね。

 

あぁ、あと・・・息子roroがね、ずーーーっと提案してくれてるんです。

「オトンとオカン、食洗器買いなよ。てか、オレ買ってあげよっか?って思ってる。」と。

「いやあ、うちの台所狭いから置く場所がねー。狭くなんのイヤだもん。」と私。

「いや、今スリムでいいのあるから。」

「んーーーーー、そのうちね。そこまでまだ必要って思ってないし。」

そんなやり取りを何度かしています。

でも・・・

「オカンの負担減らすのはもちろん、オトンも仕事して帰ってきて疲れてる時あるだろうに。

もう別にさ、それくらいのことラクしていいと思うよ~。めちゃラクよ。ほんとに。」

というroroの言葉がずっと耳に残っています。

息子の目からは、私達2人とも歳をとったように感じるんでしょうね。

子も育ったんだし、そんなに不便しなくたってと思ったんでしょうかね。

また、roro自身が自分の暮らしの中で食洗器を使ったほうが時間にも気持ちにも

余裕が出る分、そこを自分のしたいことに充てられて快適だということでした。

なるほど、便利は賢く使ってほんとに便利なものにしないとね。

もう少し様子を観ながら、ゆっくり決めようと思っています。