7月6日(水)
ちょっと昔に、Eテレの「おじゃる丸」のエンディングで流れていた
「われら月光町ちっちゃいものクラブ」という歌が我が家は大好きです。
月光町に暮らす、ちっちゃい者たちが結成したクラブ。
ちっちゃくても、いろいろ不便はあっても、
お互いに愚痴をこぼしたあとはスッキリして、
明日に向かって元気に生きていくぞ!みたいな歌詞の
かわいくって、おもわずゆるんでしまう、そして元気になる歌です。
で、我が家ではこの「ちっちゃいものクラブ」というフレーズが、
下の息子roroが幼児期だったときの様子と重なって、
家族間で「roroは、あの時ちっちゃいものクラブに入っていたんだね~。」と
よく話題にしては、なつかしんでいます。
roroは、4~6歳くらいの時期、
おもちゃにしろ、道具にしろ、
ほんとにいちいちちっちゃいものを好みました。
大きな人形より、お菓子のおまけについてくるような小さい人形や
動物のおもちゃを並べて遊んでいたり、
どんぐりや小石を拾ってきては、材料になっていたり。
自分の座る小さなイスの座面に、ちっちゃいものがいろいろ重ねられ、
なにやらオブジェのようなものが飾られていたり、
空間のついたての上の部分にミニトーマスが並んでいたりと、
いろんな場所にちっちゃい世界がいつのまにかできていました。
過ぎ去ってみると、そのちっちゃいものクラブ時代の
roroの中にあったちっちゃい世界を
いくらでも遊びなさいという心持ちで、
いや正直、時々ちっちゃいものを片づけるのはめんどいこともあったけれど、
子育ちを実践しつつ、なにかしらそこから心得えて、
我が子の遊びを邪魔せずに居れたことは、
私自身、あぁ、よかったな・・・と思っています。
今のうちでしかない、
そのうち消えてってしまうであろう
ちっちゃいものクラブのroroの姿を
あの時の今が過ぎて、
家族でなつかしいね~、かわいかったね~と一緒に思い出せる
この今が、またしあわせなことだな・・・と思っています。