こんにちは。
Bird Breeding ときいろの飼育員です。
本日の雛の様子。
手前左は赤目なのでパイナップルorサンチーク。
右は黒目なのでワキコガネorワキコガネダイリュート。
奥でゴロンとしているのは赤目でパイナップルorサンチーク。
他にもう1羽いるみたいでした
さて今日はウロコインコの遺伝の話です。
苦手としている人が多いようですが、
覚えると楽しいですよ♪
遺伝はとてもシンプルで、
・シナモンとオパーリンの組合せ
・ダイリュートとターコイズの組合せ
・バイオレットが乗るかどうか
だけを考えればOKです
遺伝子には
・性染色体
・常染色体劣勢
・常染色体優勢
があって、
性染色体は“性”と付くだけに♂♀で違います。
「オスは2個、メスは1個ある」
とだけ覚えましょう。
ここにはシナモンとオパーリンが入ります。
常染色体劣勢は♂♀一緒で、
「オスもメスも2個」
と覚えます。
ここにはダイリュートとターコイズが入ります。
常染色体優勢も♂♀一緒で、
オスメス共に2個なのは劣勢と同じ。
ここにバイオレットが入ります。
性染色体と常染色体劣勢は、
「2個同じ遺伝が揃わないと現れない」
ので、シナモンやダイリュートが2個必要です。
ちなみにメスの性染色体は1つなので、
1つ入っていれば現れます。
オスの場合:
性染色体1:シナモン
性染色体2:シナモン
この場合、シナモンのオスになるわけです。
メスの場合:
性染色体:シナモン
メスは性染色体が1つなので、1つでシナモンです。
性染色体や常染色体劣勢が揃わない場合は、
色が現れません。
性染色体1:シナモン
性染色体2:オパーリン
この場合は揃っていないのでノーマルとなります。
常染色体優勢は、
1つ入っていればSF(シングルファクター)
2つ入っていればDF(ダブルファクター)
と呼ばれます。
バイオレットで使われます。
それでは今日の最後に問題です。
次のオス、メスはそれぞれどんなカラーでしょう?
オス:
性染色体1:シナモン
性染色体2:オパーリン
常染色体劣勢1:ダイリュート
常染色体劣勢2:ターコイズ
常染色体優勢1:なし
常染色体優勢2:なし
メス:
性染色体:オパーリン
常染色体劣勢1:ターコイズ
常染色体劣勢2:ターコイズ
常染色体優勢1:バイオレット
常染色体優勢2:なし
次回は応用編です♪
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