少し前に配偶者が「こんなところに!?」な場所にカフェを発見したと教えてくれました 私も全然知らなかった~。思い切って突撃です
村山市大久保の「カフェスリーズ」さん。
よーく見てないと絶対通り過ぎっちゃいそうな場所にあります。 はじめての方は車をゆーっくり慎重に探しましょう(実際、私達は一度通り過ぎました)
一般のお宅の一角にあるようなお店で、駐車場も難易度高め。
こじんまりとしたテラス席もありました。
店内入ってみてびっくり
まず入り口には大きな焙煎機のような機械があり、席はカウンターの3席のみ。わわわ・・・これはかなり敷居の高い、コーヒー通が集うようなお店に迷い込んでしまったのかしら しかも3席しかないのにすでにお一人いらっしゃるし、どーしよう! でも、お店の方が明るく声を掛けてくださったことで一気に緊張がとけて救われました。感じのいいお姉さん
ドリンクメニューはコーヒーのみ。14種類くらいあるのかな。イートインだけでなく、テイクアウトや豆の購入もOK。
お店の奥には焼き菓子コーナーがあり、クッキーやパウンドケーキなどが並んでいます この日は月曜日だったのですが、前日の日曜日にたくさん出てしまったそうで通常に比べると品薄とのことでしたが5種類ほどありました。そのなかでも美味しそうな2つを選び、コーヒーの注文もしたあとはテラス席でコーヒーを待ちます。
テラス席へいると店内のお店の方とお客さんの会話が聞こえてきます(距離的にどうしても丸聞こえです) このお客さんはかなりのコーヒー好きなようで2人の熱いコーヒートークが繰り広げられているわけですが、お店の方はコーヒーの美味しい淹れ方やらコーヒー器具の選び方やらいろいろ教えてくださるようで、コーヒーを学びたい方にはすごくいいお店なのかも
正直、まったくのコーヒー素人の私。14種類のコーヒーから1つを選ぶなんて皆目検討つきません しかし店名が冠された「スリーズブレンド(400円)」というのをあるのに気付き、これを注文。帰宅後、帰り際にいただいたリーフレットを見てみたらやはりこれがこのお店のメインブレンドで、苦み・酸味・コクのバランスも非常に良いとのこと。これを基準にして次回以降につなげて探っていけば、だんだん自分の好みのコーヒーがわかってくるのではないでしょうか。
「スリーズブレンド」はたしかにクセがなくてすっきり飲みやすく、万人受けしそうな印象。ためしに配偶者が頼んだ「マイルドブレンド」も一口飲んでみましたが、こちらの方が酸味が強く、私には圧倒的に「スリーズブレンド」の方が美味しく感じました。一方、普段から酸味のあるコーヒーが好みな配偶者は「マイルドブレンド」の方が好みらしく、たった2種類を比べただけでもコーヒーの世界の奥深さを感じることができました
焼き菓子は2種。
「ガレットブルトンヌ」 200円。 サックサク食感の厚焼きクッキーです。
ガレットは洋菓子店の焼き菓子コーナーにはだいたい置いてあるよく知ってるお菓子だけど・・・はて?「ブルトンヌ」とは? すぐに調べてみると、ブルトンヌとは【ブルターニュ風】を意味するのだそうです。ブルターニュ地方はフランスの北西部に位置する半島で、そこでよく作られるお菓子なんでしょうね。バターの風味が強くて美味しい 国産のバターを使ってるとのことで素材へのこだわりも感じます。
「オレンジとチョコのパウンド」 150円。
オレンジもチョコも強く主張はせず、ふんわり優しい味わいのパウンドケーキでした。コーヒーの邪魔をせず、コーヒーのお供のちょっとしたおやつとしては最適なのかもしれません。こちらは小麦粉が国内製造のもののようです。
最初はテラス席もこじんまりしすぎててどうなのかなと思いましたが、お庭の緑をながめながら意外にくつろぐことができました。
ただし、店内にしろテラスにしろ、長い時間滞在して、1人の時間を楽しんだり、同行者と個人的な話をして過ごしたい人には向かないカフェかもしれません。あくまでコーヒーを目的に行くカフェかなぁ。
これが先にチラッと書いたお店のリーフレット。
コーヒーの淹れ方や豆の特徴など細かに丁寧にまとめてあります。正直、注文する前に読んでおきたかった!
コーヒーへの愛と知識を感じるお店でした お店の方も丁寧に教えてくれるし、これをきっかけに本格的にコーヒーを学ぶのも面白いかなと思ったくらいです。次回はカウンターでコーヒーのお話を聞きながら飲みたいな
あ、帰り際に店内の写真撮りたくてお声掛けしたところ、「いいですよー、でも待ってください!余計なものを片付けます!!」と仰ったお人柄にも親近感もてます
ごちそーさまでしたっ
(訪問日) 2024年4月15日(月) 14時頃
今回紹介したお店
「カフェスリーズ」
● 山形県村山市大久保乙248-1
● 080-3140-4184