怖い話なんだけど、いい話、ってやつを。
うん、似てるかも。
去年の9月5日。
奥さんからチケットを頂いて、銀座博品館劇場に観劇に行った。
内容は、白血病になったクラスメイトを励ますが、彼女はなくなってしまう話。
劇を見る前。
カルネステーションで焼肉食べた。
そこから出た後、何故か青森のねぷたの話になった。
小学校の頃の、隣のクラスの話を思い出した。
Mが夏休みの発表をした。
お母さんの田舎の青森の話だったらしい。
発表後、Aちゃんが質問をした。
「ねぶたはオスですか、メスですか?」
寝ブタじゃなくて、ねぷた、だったんだけどね。
そう嫁に話して、笑った。
劇を見終わった後、いつもなら何かを食べて帰ろう!となるところだったけれど、どういう訳だか「今日は帰ろう!」ということになった。
昼間に焼肉食べ放題だったせいもあるけど。
普段は帰らないような早い時間に帰宅した。
帰るとKさん一家が来ていた。
おねえさんが「今、酒屋さんがお葬式に行くみたいだったから聞いたら、前の美容室の子が亡くなったって」
慌てて、酒屋さんに駆け込んだら、教えてくれた。
ねぶた話を思い出したのも、偶然。
同級生が死んじゃう劇を見たのも、偶然。
自分が早く帰ったのも、偶然。
Kさん一家が酒屋さんに会ったのも、偶然。
Kさん一家にいつも会わない自分が会ったのも、偶然。
でも『偶然』が重なったお陰で。
お陰様で、小学校の同級生で、唯一、Mを見送ることが出来た。
そんなMの、明日が命日。