BROMPTONとbirdyの備忘録

BROMPTONとbirdyの備忘録

ミニベロのBROMPTONとbirdyを愛する男です。BROMPTON & birdyでロングライド・ポタリング・自転車旅・オフロード・サイクルイベント・レースと色々と走っています。
これから巡るところはもちろん、過去に訪れた印象に残ったところもピックアップして紹介していきたい…

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前回からの続き、、、


退院してからは、DAHONのボードウォークを使ってのリハビリ


リハビリを始めた当初は、木津川サイクリングロードの山城大橋↔️さくらであい館の往復でいっぱいいっぱいでした。しかし、継続していくうちに、徐々に体力が付いていく💪面白いように、どんどん距離が伸びていくようになりました。


距離が伸びていくと同時に、頻繁に発生していた強い目眩😵もなくなり、バランス感覚も回復自転車だけでなく、歩行も真っ直ぐ歩けるようになったりと機能がどんどん回復していきました。


その後、2017年夏には初めてボードウォークでビワイチを完走💪👍

身体の機能・体力が回復してくると同時に、折り畳み自転車で走る💨ことが楽しくなり、どんどんのめり込むようになりました。


そして、2017年秋には2泊でしまなみ海道を制覇👍


サイクリスト聖地碑にて😁


泊まったお宿…輪空さんにて😆


多々羅大橋にて✌️

広島県と愛媛県の県境😃



多々羅大橋を望む😊


しまなみブルー🫐

なんて美しい海なんだ😆



サしまなみ海道は造船所がたくさんあります👍


瀬戸田レモン🍋


はっさく大福

これがまた美味い😋



機能回復できて、身体を動かすことが、こんな楽しいものなのか身体が自由に思うとおりに動かせるってなんて素晴らしいことなのか

とつくづく実感。


辛かったが、リハビリを耐えて頑張って良かったと思えた瞬間でもありました。


もうDAHONのボードウォークでは物足りなくなり、現在の愛車birdy406201712月末に納車して、今に至っています。


2017年12月納車

birdy406





2016年10月に倒れて、入院➡️リハビリを経て、20172月に退院。退院後もリハビリを続け、20174月に社会復帰その後も更にリハビリを継続。今年4月で丸4年が経過しましたが、現在も皮膚の温痛感覚障害は残るものの、運動機能や目眩は、ほぼリハビリで克服することができました。


最後に、脳梗塞は他の病気とは違い、手術や薬を飲めば治る病気ではありません。

ドクターに命を取りとめてもらった後は、患者自身が過酷なリハビリを行い機能回復をしていかなければなりません。


病院でのリハビリはもちろんのこと、退院してもリハビリはずっと続きます。


脳梗塞のリハビリですが、はっきり言って、これほどきつくて辛いリハビリは他にはないと思います。ホント地獄です。これはこの病気になってしまいリハビリした者にしか分からないでしょう。


自分の意思で動かない手足を必死で動かさなければならない

これが、どんな辛いことか

健常者の人から見れば「何だ?こんな簡単な動きもできないのか?」と思われる動作でも、必死でやっても全く動かないのです。

それを、動かすようにしていくのですからこのリハビリは、過酷過ぎます。


だからといって、簡単に諦めることはできませんでした。


それは、リハビリを続けていく中で、大きな存在となったのが家族です。


私には妻と長男と長女と愛犬の4人の家族がいます。

このまま私が沈没してしまったら、みんなを路頭に迷わせてしまうそんなことは絶対にあってはならない


みんなのためにも、何が何でも復活・回復・復帰して、元気にならなければいけなかったのです。


何が何でもやらなければならなかった状況と同時に、入院からリハビリと毎日家族の献身的なサポートがあったからこそ、地獄のリハビリに耐え抜き、這い上がることができたのです。


脳梗塞の克服は、家族の存在 & 家族の支え・サポートのおかげ。

私一人の力では、到底復活できませんでした。

パワー・元気を与えてくれた家族のみんなには感謝の言葉しかありません。


妥協ぜずに、コツコツ続ければ、不可能を可能にできる人間はそんな弱いものでない。やればできるのです。そんなことも、この病気をして、リハビリから学びました。


私はもう50代で、倒れる前よりかなり体力は劣ったと思いますが、逆に精神面・気持ちは、リハビリあの修羅場を経験して、100倍は強くなった気がします。


それが、今の折り畳み自転車での300キロや500キロライドで生きているかと


また、脳梗塞から復帰した後、家族のみんなには、趣味である折り畳み自転車を、気持ち良く・楽しくさせてくれていることもとても有り難いです。感謝


ロングライドをする時には心配かけていますが、リハビリに比べれば、大したことではありません。手足が自分の意思で自由に動かせるのですから楽しいんです。


こういう経緯で、いま、趣味である折り畳み自転車を楽しむことができています。






長くなりましたが、私の体験談をお読みくださった皆さん、希望を捨てずにリハビリに励まれて、回復されますことを願っています。そして、サポートする家族の皆さん、明らかに言えることは、回復は家族の皆さんが鍵を握ります。とにかく前を向いて、亀🐢の精神でコツコツ一歩づつ支えてください。諦めなければ、必ず回復できます。回復を心から祈っています。


終わり、、、