2月23日朝会
今年の目標は朝会の内容をこまめにブログにアップすることです(今決めた)。
というわけで今日は高用量の抗酸化サプリメントの摂取は死亡率を高める、という論文を読みました。
Mortality in Randomized Trials of Antioxidant Supplements for Primary and Secondary Prevention
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/abstract/297/8/842
昨今(でもないか)の健康ブームに乗って、コエンザイムQ10だとか、ビタミンE だとか、Cだとかいろいろ売られていますがホントに体にいいのかはいまいち疑問です。
筆者らは公開されている抗酸化サプリメントに関する臨床試験(研究)から、プラセボを用いて無作為化し、極力バイアスを取り除いた試験の結果を集計し解析しました。
その結果、ベータカロチンでは1.07倍(95%信頼区間:1.02-1.11)、ビタミンAでは1.16倍(同:1.10-1.24)、ビタミンEでは1.04倍(同:1.01-1.07)、死亡率(Relative Risk)が高まることが分かりました。
ビタミンCとセレンについては重大な死亡率の増加はありませんでした。
いずれにせよ不用意にたくさんこのようなサプリメントを飲むのは危険かもしれませんね。
以下にもう少し詳しいデータを箇条書きで。
68の試験、232606人の被験者を解析。
抗酸化サプリはすべて経口投与。
一日あたりの摂取量は以下の通り、()内は中間値。
ベータカロチン: 1.2-50mg(17.8mg)
ビタミンA: 1333-200000IU (20219IU)
ビタミンC: 60-2000mg (488mg)
ビタミンE:10-5000IU (569IU)
セレン:20-200ug (99mg)
投与日数は28日-14年(中間値2.7年)