3Dコンピュータ断層撮影(CT)装置を中心に

-3D映画‘アバター’が、‘タイタニック’が打ち立てた興行記録を一気に置き換え3Dに関する関心が高まった。
そうして映画だけでなくゲーム、e-ラーニングなど多様な分野でコンテンツの3D化が活発に進行しているのは医療用映像診断機器分野では早目に始まったのだ。

コンピュータ断層撮影(computed tomography,CT),磁気共鳴映像(magnetic resonance imaging,MRI),超音波(ultrasonography)で代表される医療用映像診断機器産業は所得水準が高まって、老齢人口が増え市場が持続的に創出されることができる数少ない高成長、高付加価値産業だ。

ところでこのような医療用映像診断機器産業は他産業に比べて進入障壁が高い技術融合型先端産業で、2010年現在30兆ウォンと推算される世界市場をGE,シーメンス(Siemens),フィリップス(Philips),東芝(Toshiba)等のグローバル大企業が70~80%以上占有している。

反面、我が国大企業らは医療機器分野に積極的な関心を見せないでいるのにこれは商標(製造会社)があたえる信頼感が市場を支配する医療界の独特の雰囲気が新規参加者に市場進入に障壁として作用するだけでなく上に数え上げた幾つにもならないグローバル大企業らが特許を先行獲得されたかを構築しているためだと判断される。

以下、医療用映像診断機器中3Dコンピュータ断層撮影装置を例にあげて、特許と市場との相関関係を調べる。

特許庁資料によれば、3Dコンピュータ断層撮影装置に関する全世界特許出願は全1万件余りに達するが、特許出願件数を年度別で見れば技術の発生時点から最近まで粘り強い増加傾向を見せていて現在も技術成長期にあるものと把握される。 (添付1参照)

一方、全世界国家別特許占有率を見れば日本が45%(4,301件),米国が43%(4,186件),ヨーロッパが8%(766件),韓国が4%(376件)を占めるが、3Dコンピュータ断層撮影装置の韓国市場規模が2010年基準として5,300億ウォンであることを勘案すれば韓国の市場規模3.3%は韓国の特許占有率4%とほとんど比例するということが分かる。(添付2,3参照)

それなら、私たちより市場規模が大きい米国や日本と比較して私たちはどの程度研究開発に投資をしているだろうか?

ひとまず、特許出願件数は研究開発の実績で見ることができるのに特に海外出願は海外市場を確保しようと思う意志ないしは手段で見ることができる。

ところで我が国は世界市場を念頭に置いた海外出願は殆どない実情で米国、日本、ヨーロッパの主要国に出願した特許出願件数はやっと30件余りに過ぎなくて、さらに我が国ですら外国人の出願比重が54.5%でさらに高く現れた。 したがってまだ研究開発投資が不十分で、海外市場に対する確保意志も不足したと見ることができる。

それに比べて、米国特許庁に出願された特許中、日本出願人の比重は15%(628件),日本特許庁に出願された特許中米国出願人の比重は13.7%(590件)に至っていて、米国および日本特許庁に出願された特許中韓国出願人の比重と比較すると相当な格差を見せている。 (添付4参照)

(略)
以下原文です。

http://kipo.korea.kr/gonews/branch.do;GONEWSSID=L6RDLv3G6GyG5Bpd2g12zK5b7pLfxDMRBMmTmhVvGQpCnNLGWnvw!-301230658?act=detailView&dataId=155480715&sectionId=tmp_sec_4&type=news&flComment=1&flReply=0