-韓-米間戦略的審査処理プロジェクト(SHARE)施行する
韓-米間特許審査協力が一層さらにアップグレードされる展望だ。
特許庁は9月1日から米国特許商標庁と'戦略的審査処理',すなわちSHARE(Strategic Handling of Application for Rapid Examination)プロジェクトを始めると明らかにした。
‘SHARE'は韓国と米国特許庁が最初に施行する両者プロジェクトで,両国審査官が相互協力して,特許審査を遂行することだ。
すなわち,韓国と米国特許庁に共通で同じ特許を申請した場合,先に出願した第1国で先に特許審査をして,後ほど出願した第2局は第1国の審査情報を活用して,該当特許を審査する制度だ。
SHAREプロジェクトで両国審査官はオンラインを通じて,両国の先行技術,検索戦略,審査結果および審査ノウハウのような多様な情報を相互提供してこれを活用することによって,業務協力を極大化することになる。
これを通じて,両国は審査品質を向上させられるし,業務効率性向上で審査停滞解消に大きく寄与できると展望している。 また,出願人らは特許庁の高品質審査サービスで韓国だけでなく米国でもより安定的で強力な特許権獲得が可能になると期待される。
SHAREは国家間業務協力を通じて,特許審査を遂行するという点では既存の特許審査ハイウェイと似ている。 しかし第1国で特許受けた場合として出願人の申請があってこそ運営される特許審査ハイウェイとは違って,SHAREは第1国での特許可否と関係がなく,出願人の申請が必要なしに特許庁間に直接的な審査協力が可能だという点でより強力な業務協力効果があることと特許庁は期待している。