デザイン戦略と ‘ブランド管理’
東西洋の古典と経験を通じて童話 <星の王子様>で言うメッセージを体得している. すなわち “重要なことは目に見えない.(The important thing is what can't be seen)"と言うのだ.
アメリカワシントン D.C ブルキンス研究所のマイケル アマコスト(Michael Armacost) 所長は “21世紀新経済の一番重要な特徴は目に見えない無形要素が富の創出に核心的な役目をするという点”を強調した. 彼の指摘のように今日経済活動で無形資産の構築と活用はすべての組職の生存イシューになっている.
そしてこれら無形資産の中でもデザイン, ブランドのような無形資産こそ既存市場を守って新規市場を新たにつくる競争力ある資産に違いない. 淑明女子大教授は無形資産を “見えない成長エンジン”とまで表現した.
企業でデザイン経営は大きく 3種次元, 戦略的, 戦術的, 実行的次元で活用されている. 特にグローバル化された 21世紀は差別化されたデザインを通じる戦略的ブランド管理が切実な時点だ. デザイン戦略は企業の内?外部要素の関係性を考慮して確立される.
個別プロジェクト管理はデザイン経営の実行的次元で成り立つことでそれぞれのデザインプロジェクトの開発管理にだけ沒頭している企業全体のデザインアイデンティティを失うようになる場合が多い.
‘デジタル’に代表される先端技術がほとんどすべての分野で影響力を発揮している今日の自動車はもう技術的な部分ではほとんど ‘平準化’ になっている.
イギリスの自尊心として世界最高級乗用車と自慢して来たロ-ルスロイス(Rolls Royce)がドイツの BMWに引受されてしまったし, スポーツカーで貴族とされて来たベントレー(Bentley)もフォルクスワーゲン(VolksWagen)に合併された.
しかし国籍は変わったが人々の ‘ブランド性’は相変らず健在だ. BMW, フォルクスワーゲンなど有名ブランドは彼らばかりのアイデンティティと伝統性を維持している.
しかし彼らすら彼らばかりの適用技術やエンブレム, グリルなどブランドを代表するアイテムをとり除いて個別自動車デザイン自体のみを放してみた時は大きい差がないと思うこともできる.
甚だしくはタイヤ 4個で走った自動車にだけ認識されることもできるでしょう. すなわち, アイデンティティと伝統性を除いた新しいスタイルのみを追い求める革新的なデザインだけでは成功的なデザイン経営を保証しないということを見せてくれている.
これからは戦略的次元でトレンドを反映したアイデンティティ確保と伝統性構築を通じるデザイン経営が強調される点だ.
(略)
以下原文です
http://kipo.korea.kr/kipo/jsp/kipo1_branch.jsp?_action=news_view&_property=pl_sec_5&_id=155298960