運送用貨物ごとに間違いなく付いている紙荷印. 受ける人の住所と名前が使われたこの荷印も発明品であり, 全世界貨物に使われている.


発明家は日本人ウエゾヒロチ.


長野という小さな村に住むウエゾが出張のため東京を訪問するようになりこの話は始まる. 生後初めて東京を尋ねたウエゾは首都を尋ねるというときめくことで興奮していた.


‘今度出張で首都あちこちを隅隅までよく見て有益な情報を得よう。’


興奮の中でも心得は堅かった. その堅い心得が紙荷印を発明するようにするのに一役したと後日ウエゾは回想した.


東京駅に降りたウエゾの目に一番先に目に付いたことは、山のように積見上げられた貨物. 地方で首都である東京へ付けて来る種類も多様だったが, 量もおびただしかった.

ところで貨物には一様に木板を切って作った荷印が付いていた. 木板荷印を見る瞬間ウエゾは首を傾げて変だという表情だった.


‘あの多い貨物に一つ一つ木板荷印を付けようとすればいくら大変だか. 紙荷印を付ければ良いことを….’


東京での仕事を終えて故郷に帰って来たウエゾは急いで紙荷印を作ってみた.

ウエゾの紙荷印は厚い紙を適当な大きさで切って穴をくぐって針金で通しておいたことが全部. ウエゾは急いで実用新案出願を終えて貨物会社を尋ねた. 権利を売るためだ.


‘便利ですね. ところがこれが実用新案登録を受けることができると思いますか?’


貨物会社職員はウエゾをあざ笑って登録は絶対に不可能いといいながら席を立ち上がってしまった. このような状況はどの貨物会社でも同じだった. しかし 2年後, この紙荷印が実用新案に登録されると立場が変わった。


(略)

以下原文です。

http://kipo.korea.kr/kipo/jsp/kipo1_branch.jsp?_action=news_view&_property=pl_sec_4&_id=155274799