「温かいご飯作って待ってるね」


子育て中、いつも子どもたちにかけていた言葉です。


仕事で帰りが遅くなりそうな日は、朝早く起きてごはんを作り置きしていました。

帰ってきたときに、少しでも寂しくないように。


そして、必ず手紙を添えて。


「おかえり!お疲れ様」

「今日も一日頑張ったね😊」

「ママは仕事で遅くなるから、おかず温めて、2人で仲良く食べてね」

「愛してるよ♥️」


そんな言葉を残して、家を出ていました。


どんなに忙しくても、

どんなに離れている時間があっても、

子どもたちのことを忘れたことは一度もありません。


でも、不思議なことに、

心配ばかりしていると、本当に心配なことを引き寄せてしまう気がして。


だから私は、

「今日も学校で楽しく過ごしている」

そんな姿を想像しながら、仕事に向き合っていました。




そして夜。


「ただいまー!」と帰ると、

2人をぎゅっとハグする。


それが、私にとって何よりの安心の時間でした。


ふと、「今日はちょっと元気ないかな」と感じる日もあって。


そんなときは、

ごはんを食べたあと、何気ない会話をしながら、そっと聞いてみるんです。


「なんか悩みとかない?」って。


すると、ぽつりぽつりと、学校であった出来事を話してくれる。


楽しかったことも、

ちょっと嫌だったことも。


その一つひとつを一緒に受け止めて、

「じゃあこうしてみたらどうかな」って、

一緒に考えて、時には対処して。


特別なことじゃないけど、

そんな時間が、子どもたちとの距離を少しずつ縮めてくれていた気がします。




温かいごはんと、

ほんの少しの言葉と、

ぎゅっとするハグ。


それだけで、

ちゃんと伝わるものがあると信じて。