筆者の会社は、今年、予備調査を予定しています。

現在、監査法人の幾つかにお願いして、相見積もりを取っているところです。

各監査法人とも、バイオかIPOの担当部門の方に起こし戴いたお陰でしょうか?

ヒアリングだけでも、筆者にすれば目から鱗な話も少なくありませんでした。

お陰で予備調査までに出来る事をリスト・アップする事が出来たような気がします。

もちろん全部は出来ない事でしょう。

とは言え、少しでも課題が片付けられるのであればそれに如くは無い筈。

IPO準備室、一丸となって取り組む所存です。

ちょっとお固くなりました。

ここいらで、個人的な感想を以下に。

それにしても監査法人、最近は前にも増して各社の独自色が強まったような気がします。

もしかしたら担当者のカラーなのかも知れませんが、例えばこんな感じです。

 A監査法人 : 長所は、新興企業の上場実績の豊富で国際会計にも強い。金額はもっとも安い。
           短所は、VC比率が高い点について株式市場が活況な事から、軽く捉えていること。
 
 B監査法人 : 長所は、バイオ系企業の上場実績が多い事。
           短所は、売上と利益を特に重視しており、現時点での予備調査に否定的。金額高め。
           (※個人的には、上場は無理と知りつつ予備調査を受け付けるより好感を持ってますが。)

 C監査法人 : 長所は、バイオの実績は多くないが、担当者は非常に業界事情通。
           短所は、VC比率が高過ぎて、IPOは無理だと考えている点。

大手の寡占化が進む中、大手同士でパイの取り合いになったので、己の特色を出そうと必死なのでしょう。

どの監査法人にするかは次回の取締役会で決まる予定です。

個人的には、○監査法人なのですが、果たしてどうなるか?

結果は、来週の金曜日か土曜の晩という事で。