僕の自宅のあるパリ11区の朝はまだまだ寒かった。
朝起きてお白湯を飲み、
おなかをキレイにしてから、
手で挽いたコーヒー豆にお湯を注いで、
キレイになったおなかにコーヒーを入れていく。
お白湯もコーヒーも感覚は違うがよくおなかに沁みる。
おなかの感触を感じながら開いたFacebookのメッセージ。
同郷である新潟に住む20代前半の男性から頂いたお手紙だった。
今年の春のお話(2016年3月)
彼は3月の初旬に新潟の地方新聞に掲載された僕の記事を見て、
FBから僕を見つけ出し、メッセージをくれた。
彼からのお手紙には程よい長さで、丁寧な言葉でこのような内容が書いてあった。
「...................戻って来て、新潟の自然栽培農家さんとの交流があり、自然栽培の野菜を食べるようになりました。 農家さんと話をして、直接野菜を買って、自分で調理をするようになり「食べるモノ、食べるコト」の大切さを実感しました。
その中で「自分が食べるものを自分で作って、調理して、食べる」という事が、 とても豊かで大切な事なのでは?と感じるようになり、今年からお米づくりにチャレンジする事にしました。 上越市安塚区という雪深い地域で、農家である祖父母が高齢化などから減反した田んぼを引き受けて、祖父に教わりながらお米を作ります。 山奥にあるその田んぼは、小さな頃に祖父母の農作業の傍らで自然にふれながら遊んだ記憶のある、自分にとって思い入れのある場所です。 そこに新潟市内や新潟県外の私の友人と一緒に行って、米づくりを一緒にして、若者の食への意識も変えられるような「米づくりプロジェクト」にしたいと考えています...........」
僕も毎回帰国の度に無理を言って農家さんのところへお邪魔しているので、こんなラブレター(勝手に捉えています)をくれるような人には会ってお話を聞いて見たいな、と思い国内移動5000kmの最後の新潟で実際に彼に会ってきました。
しかもやや肌寒いけど日差しの気持ちいい新潟の道端でコーヒーを啜りながら。
パリ(フランス)でのオーガニック生活にまつわる話や、
新潟でのオーガニックの話など色々と話した後に、
彼は目をキラキラさせて彼の夢を僕に語ってくれました。
そして地球がある一定の動きをした今、2016年秋。
いよいよ彼の口から語られた夢が、
目の前の粒々となってここに現れました。
たくさん土の香りを嗅ぎ、
たくさんの虫たちと会話し、
多くの協力者と共に過ごし、
多くの時間を忘れ、
やっと出来上がったお米だと思います。
とっても貴重なたべものだと思います。
そんな大切なお米。
なんとそのお米を「あなた」はわけて頂けるそうです!
自分が食べているお米の生産者さんの顔を「あなた」は知っていますか?
どんなふうに作られたか「あなた」は知っていますか?
今週末10月16日(日)
新潟にいる方はぜひ彼のもとを訪れてそのお話を聞き、お米の味を確かめてください。
そしてぜひ「あなた」の食べた素直な感想を後で彼に伝えてあげてください。
どうやら彼の作ったお米は「あなた」のために作られたようです。
彼の思いと行動力から生まれた新潟のお米が、世界中の「あなた」に届きますように!
20代前半(だった)の僕にはできませんでした。 おめでとうございます!!
新潟の皆さんをはじめ、ピンときた方はぜひシェアをして下さい!
ありがとうございます。
