- 沙漠の国の物語―楽園の種子 (ルルル文庫)/倉吹 ともえ
¥520 Amazon.co.jp
少女コミックの広告?ページで “ルルル文庫”を知ったのは、確か創刊の一年前でした。
“ルルル” という響きに惹かれ、それ以来ず~っと、ず~~~っと、HPチェックしながら創刊の日を待っていました。
そして、記念すべき第一回ルルル文庫大賞の“大賞”に輝いたのが、この作品です。
第一回の大賞作という事は、つまりこの作品がルルル文庫の色になるわけですよね。
萌えを狙った作品が苦手な私は、題名を見て、まず少し安心しました。良かった。読めるよ、多分。と。
そして読み始めて、やっぱり間違いはなかった。私の好きな作風でした。ファンタジー最高!
全体的にすごく纏まっていて、良い作品です、多分。キャラもいきいきしていて、読んでいて楽しいし。
ただ、まあデビュー作ですから仕方ないのかもしれませんが、一部キャラクターの口調が定まっていないといいますか。
具体的に言うとジゼットの口調なんですけどね。
彼、一応クールなキャラなんですよね? たとえ超苦手なアレが鍋に入っていようと、壊れるにしても、もっとこうクールな彼らしい壊れ方っていうのがあると思うんですよ。でも、急にキャラがガラリと変わってしまって……それを読むのが、何故か恥ずかしい。(一応趣味で文章書いたりしているので、そいうの見ると自分の事の様で恥ずかしくなる^^;)
実はそれが原因で、続編がまったく読めていません。というか、この一作目も、購入当時途中で投げ出してしまったという……。
最近読み直していますが、やっぱりそこが気になりますね。でも、今度はちゃんと最後まで読んで、このシリーズを制覇したいと思います。きっと文章もシリーズを重ねるごとにまとまってきていると、思うんですよ! ね! ね!
文章うんぬんは別として、物語はすごく良い作品です。
ラブ? もそこそこ入ったファンタジー好きさんにはオススメです。