マ ゼ ク [ 断 片 ] | biosphere、詩

マ ゼ ク [ 断 片 ]

脂臭い部屋に一人閉じこもり、
一日昏々と眠り続ける
走り幅跳びのマゼク。

滴が落ちる夕闇の中、
放り出された
マゼクはふと思う。

脂臭い部屋で暴れ散らす。
机の角が睨みを利かせている。

マゼクは出てこない。いつまでも。