ようやく源流シーズン開幕 | ミノーとキャバと時々おとん

ミノーとキャバと時々おとん

渓流ルアーにどっぷりはまった魚キチガイ。
ハンドメイドミノー「Quelle(クヴェレ)」を作り、
愛犬キャバリアのモカさんとのんびり暮らしてます。
(キャバ嬢にあらず)
アメブロ移転前のブログ名は「サンゴとキャバと時々おとん」

解禁日前後に積雪があり、そのためか魚がほとんど動かないという厳しい状況が続いていた源流域。


やっと暖かくなってきた3月最後の週末に小菅川の源流域へ行ってみました。



ここは昨年は林道の崩落があり、丸々1シーズン立ち入り禁止になっていた区間。

2週間前には川辺の岩を覆っていた雪もすっかり溶けていました。

前日に温かい雨も降り、川の水温も5℃と少し上がりました。

まだベストな水温には程遠いですが、これならミノーでも勝負になりそうです。


6時半に釣り開始。

時期的に早いとは思いますが、はやる気持ちが抑えきれず。(^_^;)


入渓して最初の「ここはいるでしょう」というポイントにクヴェレを通してみると、フワッと水面近くまで浮き上がって来たのはイワナの尾鰭。

反応はそれっきりで2度目のチェイスはありませんでしたが、ほとんど反応の無かった前回に比べれば遥かに期待できます。




しかし、やはりまだまだ渓魚の活性は低く、なかなかヒットに至るようなアタックはありません。

何度か実績のある淵でもノーチェイス。

基本的に渓魚は深場水底に沈んでいるのでしょう。


ならば、誘い方を変えてみます。

沈めやすいクヴェレ50Sを使い、ボトムまで沈めて食わせの間を織り交ぜながら小さくトゥイッチ。

ピタッと停めた時に揺れながらフォールするミノーを食わせるイメージ。

以前、奈良子釣りセンターのオーナーさんに教わった『ローギアミノーイング』と、飯田重祐さんが解禁日にやっていたロッドアクション、さらに中禅寺湖でのレイクトラウトの釣り方を混ぜたような誘い方。

この時期は繁殖のために川に入るナガレタゴガエルをイワナ達がよく食っており、そんな動きが効果あるように思います。



すると、深場の底でクヴェレに手応えが。




今季初の天然イワナさん。✨

そして、我がホームリバーのイワナさんと2年ぶりの再会です。

マジで会いたかったよ。( ;∀;)



ヒットルアーはクヴェレ50S、新作カラーの「龍」。

朝の渋い時間帯にちゃんと働いてくれました。

ユーザー様からのリクエストでオーダー製作したカラーですが、面白いから色々なカラーバリエーションの龍を作ってみようかなw




釣れてくれたイワナさんのお腹は鮮やかな黄色。

そうそう。これこそ源流の天然イワナ。

本当にイワナ大好き💕



2年ぶりに歩くお気に入り区間。

人が入りやすい場所なので魚はそれなりにスレていますが、イワナだけでなくヤマメも釣れて、小菅川の魅力を凝縮したような区間です。

ただ、小菅川も多くの倒木があったようで、実績のポイントには枝が沈んでテクニカルに…。


そんな枝の間にダウンでクヴェレを流し込み、チョイチョイッとステイ気味に動かしてみると…



イワナさんが食いついてくれました。

ヒットルアーはクヴェレ45S(黒金イモムシ)。


この日は「釣れたらルアーチェンジ」という縛りで遊びますw



対岸にあるあの岩。

下がえぐれているようで、盛期であれば間違い無くイワナが潜んでいるでしょう。

この時期はどうだろう……と、クヴェレを通してみると…



早春の源流らしい黒ずんだイワナさんが潜んでいました。

深場にばかりいるのかと思えば、案外浅いところにも潜んでいるようです。

ヒットルアーはクヴェレ45S(ヒクイドリ)。



数年前に途中から折れてしまった古木。

この辺りの主のような存在感があり、その根本の深みにはいつもイワナが付いているお気に入りの場所でした。

今は深みも埋まってしまいましたが、白泡の中から反応する魚影があったのでしつこく攻めてみると…



クヴェレ50S(ヤマメ)にイワナさんがヒット。

反応が少ないだけで、結構あちこちに魚が付いているんですね。


この先の入退渓ポイントから魚の反応が皆無になり、しばらく進んでみると案の定テンカラの先行者さんが入ってました。

OK、OK。どうぞどうぞw

十分楽しんだので、快くここらで退渓。

廣瀬屋旅館さんに豚バラ炙り丼でも食べに行こうw


…しかし、この日は廣瀬屋さんランチ営業休みの様子…



原始村キャンプ場にあるお食事処に来てみました。

初めて来ましたが、ここはジビエ料理がメインだとか。



注文したのは鹿肉のハンバーグ。

鹿独特の獣臭さはほとんど無く、美味しく食べられました。

ただ、これだと牛肉のハンバーグとも大差無い気が…。

ある程度クセは残しておいた方が「鹿食べたなぁ」って思えますけど、そうすると苦手な人も出て来るでしょうし……

…難しいところですね。( ̄▽ ̄;)



午後も再び林道を通って小菅川源流へ。

さっきよりも更に上流の区間に行ってみました。



里で昼食を食べて、午後も気軽にまた来れる。

これが小菅川源流域の魅力w

まだ使っていないクヴェレを魚に会わせるべく、午後の部開始。



すぐにクヴェレ45S(白蝶貝貼り)に黄色味の強いイワナさんがヒット。

この子もなかなか鮮やかですが、秩父イワナってのはもっと赤味・黄色味が強いんですかね。

一度は釣ってみたいです。(^ ^)



まだ釣れるんじゃなかろうかと、同じ場所を更に攻めてイワナさんを追加したのはクヴェレ45S(北極イワナ)。

「ここは複数付いているでしょう」という場所で、カラーを大幅に変えて2匹目を獲る快感w



やっぱり源流は楽しいです。

進むごとに次々と現れる多様なポイント。

それをどう攻略していくか考える楽しさ。



この日は昼過ぎてからの方が活性が上がり、イワナも素直に出て来てくれました。

こちらはクヴェレ50S(チャートバックイモムシ)で。



鮎なんていない源流ですが、クヴェレ50Sの鮎カラーにもイワナさんがヒット。


ちなみにこの日はまとまった雨が降った直後で、水の流量が多いため、クヴェレ・ツヴァイにはちょっと不向き。

そういう時は通常のクヴェレの方が使いやすいです。

(魚がもっと浮いているような時期なら、増水時にツヴァイを使うのもアリです)



上流に進んで行くと、この辺はまだ雪が残っている場所もありました。

でも、朝から入った雪の残っていない下流よりも、雪が残る上流の午後の方が魚の活性は圧倒的に高め。

この時期は時間帯が大事ですね…。(^_^;)



着水とほぼ同時にバイトしてきたのは真っ黄色なイワナさん。

そんなにも美味そうに見えたんですかねw

クヴェレ50S(アワビ貼りオレンジパーマーク)




これで持って来たクヴェレのうち、残るのはピンクヤマメだけ。

しかし、どうもピンクはイワナにあまり人気が無い印象があります。

ヤマメやニジマスには良く効くんですけどね。


ピンクヤマメで1匹釣ってやろうと意地を張るも、反応はすれどもなかなか買って来ず。

「他のカラーならあれは獲れているでしょう!」なんてチェイスもありましたが、あと一歩というところで魚はUターン。


それでも何度も反応してくれる魚影をネチネチとしつこく誘って……



やっと食わせられましたw


これにて今季初のツ抜け。

縛りルールをしながらも楽しむ事が出来、ようやく源流のシーズンが開幕した事を実感しました。


さぁ、毎週末が楽しみな季節がやってきましたよ♪



完成しているクヴェレも近々販売を告知します。

是非、クヴェレで渓魚達と戯れてください。(^ ^)



使用タックル
 

ロッド: 自力改修のキメラロッド エンハンスドテール
リール: DAIWA 20ルビアスFC LT2000S-XH
ライン: DUEL アーマードF+ 0.6号
リーダー:VARIVAS トラウト ショックリーダー 6Lb

 
 


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