6月上旬のある土曜日。
この頃の私は仕事のストレスMAX状態でした。
心癒してくれる源流奥地には行きたいけれど、午後から雨の予報。
そこで、無理矢理な時短コースを決行。
普段なら車止めから山道を歩き、釣りをして戻って来るまで9〜10時間かかる行程の内、
釣りの区間を1/3程すっ飛ばし……
道無き斜面を下って、最後の数mをラッペリングで無理矢理降下。
足元の緩い土が崩れて、ラッペリングというよりロープに掴まりながらずり落ちていく感じでしたが。(^_^;)
降り立った場所は大きなプールを持つ滝の真前。
いきなり大場所からスタートです。
・・・しかし、魚がチラッと反応するもののなかなか食ってくれません。
しつこく投げてみたら写真を撮るのも申し訳なく思うようなチビイワナが釣れましたが、ネットインもせずリリース。
大場所は肩透かしでした。(^_^;)
滝を越え早朝の源流を釣り進みます。
源流域での私のミノーの基本的な使い分けとして、
朝は先ずスローに誘えるクヴェレ・ツヴァイを使って寝起きの魚さん達の様子見。
それなりに活性が良かったり、ツヴァイでは攻めづらい流れがあったらクヴェレ45Sにチェンジ。
増水していたり、水流の強い場所や深場の下を攻めたい時はクヴェレ50S。
そんな感じに使い分けることが多いですが、それも川の状況によって柔軟に変えていきます。
一日中ツヴァイでいけちゃうなぁ・・・という時もあれば、スタートからクヴェレ50Sに頼る時もあったり。
とりあえず源流ではクヴェレ45Sがポリバレントに使えますねw
・・・てことで、クヴェレ45Sでサクッとイワナさんをヒット。
実験的に作ったこのカラー(白蝶貝貼り)、かなり汎用性が高くて使いやすいです。
ツヴァイとクヴェレ共に釣果を得たので、ここで他のビルダーさんの作品も使ってみることにしました。
まずはブログにちょいちょい夫婦円満なのろけをぶっ込んでくるしげるさんの不器用ルアー「縁」から。
クヴェレも負けちゃいられません。
クヴェレ45S(アワビ貼りアマゴ)に20cm台後半の良い源流ヤマメさんがヒット。
こういうヤマメに会いたくて来たので、尺イワナに負けない満足感です。
梅雨明けした今では信じられないですが、この日は結構肌寒く
途中で防寒着代わりにレインウェアを着たくらいです。
ほんの2週間前はこんな日もあったというのに、今はうだるような暑さ。
気温差がエグイです。( ̄▽ ̄;)
ツヴァイのNZ黒アワビにチビイワナ。
・・・て、これじゃ小さすぎない?
てことで、ヤマメさんを釣って撮り直しw
余裕でツ抜け。イワナもヤマメも釣れて実に楽しい川です。
よく釣れはしましたが、いつも必ず釣果がある滝壺などの大場所はことごとく沈黙でした。
この川はシャワークライミングの人達も来るので、滝壺ほど人が立ち入って魚達がスレているのかもしれません。
暑くなるとそういう影響はもっと増えていくのかなぁ…。(^◇^;)
時間は14時過ぎ。予定通りです。
納竿して退渓の準備をしていたら、ポツポツと雨粒が落ちてきました。
降り始めたなぁ・・・と思っていたら、数分で土砂降りに。
でもそれも予定通り。
レインウェアに身を固め、雨に打たれながら山を下るのもまた非日常的で乙なもの。
ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん♪ってなもんです。
気が付けば仕事のストレスなんて綺麗に洗い流されていました。
使用タックル
リール: SHIMANO 16ヴァンキッシュC2000HGS
ライン: RAPALA ラピノヴァX マルチゲーム 0.6号
リーダー:VARIVAS トラウト ショックリーダー(Tiフロロカーボン)6Lb
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