中三の時、SNSで同級生に写真をばら撒かれたことがきっかけで不登校になった下の息子。
それまで遅刻や早退、休みなど一日もしたことがなかった息子にとって、不登校となってから卒業までは、こころが死ぬ思いだっただろうと思う。
個別の卒業式のあと、公立高校も行ったけど、二ヶ月で辞めた息子。
理由は、わたしが金銭的な家庭トラブルで仕事を辞めたのちに家を出て別居したから。
なにも言わず高校を辞め、15歳から社会に揉まれながら大人に混じって仕事してきた息子。
人気者でお茶目な性格はその間にどんどんすれていった。
昨日の成人式には、最初素っ気なく行かないと言っていた。
わたしはそっとしておいたら、仕事の途中抜け出して参加した ことにして会場に行ったらしい。
たくさんの来場者たちの中から、息子を見つけて声をかけてくれたひとがたくさんいたそうだ。
卓球部の部長をしていた息子は、他校の子たちとの交流が多かった。
黒い、仕事着で、一人でかけた息子。
カッコいい、あんたらしいやん、とわたしは心の中で思った。
浮かれた同級生たちは、息子の目には子どもに見えたのだろうな。
いまはもう この世にいない
生みのお父さんにはこころの中で報告しながら、年子の兄との楽しそうな会話を聞く。
こんな時間が来るなんて
よくぞ二十歳まで、生きてきてくれたね。
ありがとう、息子よ。
これからも、自分の人生を大切に
自分のことを大切に
自分に自信を持って生きていこうね。
母より
