ドイツ振動医学推進協会日本支部では定期的にドイツから専門家を呼んでの

セミナーを開催しています。

最近では10月9日(東京)と10月10日(大阪)で開催、東京は130名、大阪は90名と

定員いっぱいのご参加をいただきました。

 

今回のテーマは「バウビオロギー(建築生物学)」。 

日本ではまだあまり知られていませんが、バウビオロギーはドイツ語で「建築」を

意味するバウ(bau)と「生物学」を意味するビオロギー(biologie)から由来しており、

人間の心身と住まいの関係を研究し、人間の健康に配慮した住環境作りを目指す

学問です。

 

1970年代にドイツで提唱され、80年代にヨーロッパ各国やアメリカに広まりました。

ドイツを筆頭にそれらの国ではバウビオロギーの考え方が社会的に浸透し、

多くの人々が環境対策の重要性を認識しています。

 

日本でも一般的に建物が人体に与える影響として紫外線や放射線、温度や湿度、

塵、カビ、アスベストなどの建材に含まれるアレルギー物質などが認識されていますが、

バウビオロギーではこれらに加えて携帯電話や電化製品、高圧送電線などから

日常的に放出されている電磁波などのエレクトロスモッグとジオパシックストレス

といわれる地下水脈、断層などが人体に与える悪影響も重視しています。

 

ドイツでは住居の新築、改築、改修の際に、住民が健康に暮らすためにそこの

住環境を測定、分析し評価するバウビオローグという職業があります。

バウビオローグはバウビオロギーの専門家という意味です。

 

今回のセミナーにはそのバウビオローグの第一人者であるヴェルナー・シンメルプニッヒ氏

を講師としてドイツからお招きしました。

セミナーでは実際の測定機器を使いながらバウビオローグの仕事内容をお話し

いただきました。

なかでも彼が特に強調していたのが日本ではあまりメディアで取り上げられないため

無防備になってしまっているエレクトロスモッグによる人体への悪影響です。

人間は人生の約3分の1を寝室で過ごしますが実はその大事な寝室がエレクトロスモッグ

の影響を受けてしまっている場合が多いとのこと。

枕元の携帯電話が発する電磁波はもちろんのこと、電気は使っていなくてもコンセントや

それに繋がっているコードから電圧による電場が生じています。

たとえ弱い電磁波や電場でもそれが人体に蓄積されるとストレスになり病気を引き起こす

リスクが高まります。

 

下記に彼がセミナーで説明した誰でも出来る簡単な寝室のエレクトロスモッグ対策を

載せます。彼が言っていた

「夜中に電話出来ることを優先するのか、自分の生命を優先するのか。」

という言葉が強く印象に残っています。

 

 

●健康に良い寝室を作る方法(エレクトロスモッグ対策)

 

・電気製品は寝る場所(布団やベッド)から1メートル以上離す。

・睡眠中に電気毛布や電気あんかなどを使用しない。

・使っていない電気製品はスィッチを切るだけでなくプラグをコンセントから抜く。

・延長コードはコンセントから抜く。

・携帯電話やコードレスフォンは寝室に置かない。

・枕元に目覚まし時計代わりの携帯電話やCDラジカセを置かない。

・枕元の目覚まし時計は電池式のものにする。

・壁際に布団やベッドを配置している場合、裏側の壁際に電気製品を置かない。

・金属を使用したベッドはアースをする。

・デュープレックスやレヨネータなど市販されているマイナスエネルギー中和装置を置く。

・コンセントや照明スタンドの配線は寝ているときの頭の高さを避ける。