手術名は「腹腔鏡下卵巣機能賦活化法+賦活化別法術」というものだった。
私は「IVA」と呼ばれる手術なんだろうと思っていたけど、IVAの手術は、2回の腹腔鏡手術が必要で、1回目は卵巣摘出手術、2回目は活性化させた卵巣片を腹腔鏡で卵管の近くに戻す手術との事。
手術回数も違うし、溶液に浸して活性化もして貰うので、掛かる手術費ももちろん大きな開きが...
私の場合は腹腔鏡手術は一度だけだから、やり方は似てるけどIVAとは違うのだろう。
朝から看護師さんに浣腸をして貰う。
すぐに猛烈な便意が出て顔面蒼白...
薬が流れるだけだといけないからと、立って1、2分は我慢しないといけなかったけど、限界がすぐ来て無理だった
終日絶飲食 栄養は点滴で摂る
6:00 浣腸 便を出し切る
7:00 弾性ストッキング装着
8:00 手術開始(1時間半くらい)
酸素吸入3時間
手術は全身麻酔で眠っている間に無事終わった
人生初の全身麻酔手術だったし、回復室で主人が手を握って励ましてくれて嬉しかった
術後は傷口が痛かったので痛み止めを点滴して貰った
3時間くらい回復室で休んでから病室へ戻った。
おへそも含めて下腹部に4ヶ所穴があいた。
主人が腰や足をマッサージしてくれて有難かった
手術が終わり、眠り続けて夕方5時。
もう眠くないけど、あとは寝返り程度しか全く動いてはいけないので、携帯はベッドから離れた場所で充電してしまって取りにいけないし、寝ながら画面見るのは目が疲れるし
起き上がってはいけないので暇潰しにテレビも観れないし本も読めないし、ひたすら朝まで眠るしかない...
でも腰は痛いし、このまま朝まで眠れるか不安...
案の定、腰が痛くて痛くて5分、10分おきに寝返り...
膀胱留置カテーテルがついてるからトイレは行けないんだけど微妙に尿意があるし、眠れないからお腹はすくし、喉はカラカラ、普通に寝てたら腰が痛いし、寝返り打ったら傷が痛いし、朝になったら水は飲めて起き上がれるから、その事だけを待ち侘びて時計ばかり見続けた、長い長い長い辛い夜でした...