少数民族が暮らすルアンナムターに蔓延る恐怖の影_ラオス編4 | 脱サラバックパッカーの『体験型』旅ログ

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世界の様々な人間や文化に触れるため2014年5月からバックパッカーでユーラシア大陸を周りました!


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最近は文章を書くのが面倒だったんで書いてなかったんですけど、以下のトーナメントなるものが面白そうだったので書き下ろしました。


世界一周ブロガー達に宣戦布告!!トーナメントを開催する!!!


今回は真面目に書いたので最後まで読んでくださいね。

 

追記. 45記事中3位でした。投票してくださってありがとうございます。


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前回の記事⇒ 055_ルアンナムターの学校へ_ラオス編3  


【前回までのあらすじ】


ラオスの偏狭の地ルアンナムターにて少数民族の村を周るツアーに参加した。


ガイドは友達感覚で学校に連れて行ってくれた。


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70を超えるともいわれる民族が暮らすラオスの偏狭の地、ルアンナムターではモン族やアカ族などの生活を垣間見ることができる。


ガリガリに痩せたガイドの若者も少数民族の出身だそうだ。


痩せているなとは思ったが、まさか裏事情があるとは知る由もなかった。








学校やお寺を周り終わると彼の家に連れて行ってくれた。


いかにも少数民族らしい家で気分が高揚する。

 

 

 

 

 


母親が出てきて軽く挨拶を交わした。

 


父親は見当たらない。働きに出ているのだろうか。

 


昼食はツアー代に含まれている名物のスティッキーライスと味がついた葉っぱだ。

 


彼は手も洗わず素手でむしゃむしゃと食べ始めた。


タイでお腹を壊していた私は心配になりながらも同じように素手で食べることにした。


うん。おいしい。

 


水飲む?

 


汲み置きの水だろうか。

 

 

 

 

 


間違いなくあたるだろうと思い、ペットボトルの水があるから大丈夫だよと言った。

 


旅に出て二週間が過ぎたが、まだ日本の感覚を捨て切れていない。


昼食を食べ終わると、集落へと繰り出した。

 


とある村へ着くと子どもたちがわーっと一斉に寄ってきた。

 


外国人がそんなに珍しいのか?


すると子どもたちが一斉に手を差し出してきた。

 

 

 

 

 


えっ、お金あげないとだめなの?

 


もしかしてこれ、村ごとに毎回やられるの?


と困ってガイドに助けを求め一瞥した。


仕方ないなと財布に手を掛けようとしたら、子供たちは退散してまた遊びに戻った。

 

 

 

 

 


あー良かった。でもなんだこの不自然な行動は…。

 


多分、本当にお金を貰おうとは思っていないのだろう。


親たちから外国人が来たら一斉に駆け寄って手を差し出すように言われているのではないかと感じた。


子どもたちはそんな面倒な教えより遊びを優先させたいのだろう。


別の村では写真を撮ろうとすると恥ずかしそうに逃げてしまった。


集落により全然性格が違うようだ。


いろいろな集落を回ったが最初の村だけだったので、やはりそのようなところだろう。

 

 

 

 

 

 


別の集落ではガイドの高校時代の友人の家に入れてもらった。

 

 


友人は26歳で、結婚し子どもは3人もいる。


日本では晩婚化が進んでいるため、ギャップを覚えた。

 


彼は60cmもありそうな細長い木でタバコを吸い始め、横になってまどろんだ。

 


君も吸うか?


いや、俺はタバコ吸わないんだ。


ガイドは吸うの?


”俺は吸わない!”


普段の彼からは意外な程にはっきりと答えた。

 


この様子を撮りたかったのでカメラに手を回すと、三人から一斉に写真はだめだと止められ空気が変わった。

 


タバコと言っていたがやはり違法薬物だったか。


ラオスは麻薬のイメージがあったが、いざ目の当たりにするとそれが嘘ではないことを実感した。


3歳くらいの子どもはお腹が空いたのか、パパーと泣きながら足に擦り寄った。

 


帰り際にガイドが友人にこっそり10000キップ(約125円)を渡しているのを見た。

 


280000キップ(約3500円)のツアー代の一部をあげたのか。


彼はマスクや水や昼食を買ってくれたり、村の何人かにお金を渡していたので利益はほとんどないように思える。

 



 

 


再びバイクに戻る間にガイドと話した。


さっきのは違法薬物だったの?


いやタバコだよ。と言ってはぐらかす。


でも、彼は高校を卒業してからタバコにはまって仕事をしてないんだ。


奥さんが必死に山に出て働いてるんだ。

 


どこの国にもダメな大人はいるんだな。

 


三人の子どもと友人は今後どうなってしまうのだろうか。


気分が重くなった。


麻薬の恐ろしさを目の当たりにした。


タバコを含めて麻薬なんかこの世からなくなってしまえばいいんだと思った。

 

 

 

 


ツアーも終わり彼に感謝をして写真をメールで送った。


町の中心部からバスステーションまで別の若者にバイクで送ってもらった。

 


彼、ガリガリだったでしょ。


彼の父親が薬漬けになって満足な食事を与えてもらえなかったんだってさ。

 


おいおい、マジかよ。

 


さまざまな思惑が交錯した。


そうか、それで彼はあの時タバコは吸わないと嚙み締めるように言ったのか。


彼は一体どのような気持ちで自分の父親と同じように高校の友人が薬物に堕ちていくのを見ていったのだろうか。


そして、わざわざツアーで友人の家を訪れてお金を渡す時に何を思っているのだろうか。

 


この村はどうなってるんだ。

 


薬物に汚染され過ぎだろ。


たった一泊しかしてないのに、昨日から薬物に関することばっかりじゃないか。


ふと昨日の日本人男性との会話を思い出した。


(参照⇒036_ラオスに行くには未だ早過ぎたか?_ラオス編2


ラオスは輸入取引していないランドクルーザーが走ってたり、豪華な家があるけどそうとう悪いことしてる人がいるんだろうな。

 

 

 

 

 


何で走ってるのかって?盗難車だな。違法売買のルートがあるんだろうな。

 


その時は悪いことをしないと本当に稼げないのかなと思って聞いていたが、この村の状況を見るとどうやらそういうことなのかもしれない。

 

これからビエンチャン行くの?

 


日本人に気をつけな。


お金せびられるよ。


彼らも最初は立派な志を持ってたんだろうけど、薬物に手を出したばかりにビザも更新できずに廃人のような生活してるよ。


まあ今は大分厳しくなったし減ってきてるのかな。


私はカンボジアでパブストリートに出没する危ない有名な日本人に追いかけられたことがあるので、すんなり受け入れられた。


知識がないとそんな馬鹿なと思ってしまうが、世の中知れば知るほど恐ろしい勢力によって支配されていることがわかる。


ラオスでまた一つ日本での平和ぼけから目が覚めた。

 


深夜バスが到着し、町全体が世界遺産のルアンパバーンへと向かった。

 


今夜は長そうだ。

 

 

 

 

 


(続く)

 


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感想(1件)

 

 

 

 

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体験記はこちらから⇒ 020_バックパッカーデビュー戦は波乱の幕開け_上海編1

 

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