とりあえず、みんな(全員)と会えて・・・よい

前田弘二 監督作品
「夫婦フーフー日記」劇場鑑賞!!
よく思うのは、
敬愛する是枝監督の描く死って、
絶対的な終わりであって、
それ自体は不変の意味があって、
しかし、作中でそれ以外のモノによって
強調されたり、緩和されたり、
そのテクニックの深さにいつも感心するんですが、
本作における"死"の意味や表現方法って、
まぁ柔軟でね、'`,、('∀`) '`,、
カラッと描かれ、そして、
泣かせどころをシックリと忍ばせていてね、
かなり見応えありましたよ!
ドタバタなんですよ!全体的には。
しかし、
その夫婦の漫才のようなセリフがテンポをつくって、
「これで90分作品なの?」って驚かされると思います。(●´艸`)

私は食べる物が多く登場する作品が大好物なんですが、
本作でのヨメとハンバーガーの関係が明確で、
彼女の生命エネルギーの暗喩としてのハンバーガーの立ち位置が素敵。
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
そういえば、
ハンバーガーって、食べるのにエネルギー使う気がするし、
取り入れた後に巨大なエネルギー蓄えた気になる'`,、('∀`) '`,、
じつにアメリカな食い物だ!(●´艸`)
前にも言いましたが、
私的、憧れのハンバーガーは、あくまでT2に登場するヤツですが、
旨そうな食べ方は永作さんの勝ちかもしれない'`,、('∀`) '`,、
とても良いガジェットだと思う。

これって、
南極料理人の中の、おにぎりに似ている気がする。
極限の地で生命を維持するために必要な摂取カロリーは
5000㎉だとも聞きますが、
その中のおにぎりと豚汁の意味って
カロリー摂取よりも、
生きよう!という意思表示であると思うのです。
希望と言いますか?
それに似た効果がサラリと描かれ、
かなり好きな演出でしたよ!
ラストシーンで、ダンナ・浩太が頬張るハンバーガーに
どこからともなく「食いてぇ~~・・・」とヨメの声、
これほどまでにハンバーガーに重きをおいての演出があったでしょうか?
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
おとしにまで使うなんてね(ノ∀`)
どんだけ好きなんだ!
それらをよく、90分にまとめました!




相変わらずキュートで巧い永作博美さんは一切問題ないし、
とても可愛らしいドSなヨメを演じておりますね!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

ribbon当時の貴重な水着ショットを貼っておきますね。変らなさすぎ。
唐突ですが、最近すげ~~なって思った泣き芝居は
高杉真宙さんです'`,、('∀`) '`,、
で、
私はいつも佐々木蔵之介さんを観ていると、
憑神の時の、
断末魔の別所左兵衛を思い出して怖くなります(-д-;)
凄い芝居でした・・・怖い表情でした・・・
本作でも、
変らぬ駱駝顔で、泣きの芝居なんですが、
迫真ではあるんですが、別所左兵衛思い出しました。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
どうもすいません!
アンタ、顔こわいです'`,、('∀`) '`,、

なんか、うだつの上がらない亭主役はピカ一!
私は、本作かなり気になっていたのですが、
なかなか出会えずに、
ようやく鑑賞しました。
直感としては当たっていたのでよかったですよ。
ヾ( 〃∇〃)ツ
たぶん、
空いていると思います'`,、('∀`) '`,、
どうか、出会ったら迷わず鑑賞してみてくださいな。
(C) 2015 川崎フーフ・小学館
/「夫婦フーフー日記」製作委員会
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年5月30日
上映時間:1時間37分
製作:「夫婦フーフー日記」製作委員会
企画製作プロダクション:ダブ
配給:ショウゲート
カラー

~ストーリー~
17年間友達で、
1年ちょっと夫婦だった
ヨメの清水優子とダンナ・清水浩太。
浩太は作家志望の音楽系の編集者。
優子は、入籍後の一発目が命中!
9か月だけ母親だったが、
妊娠とガンが同時期に発見され
その新婚生活は、闘病生活へとかわる。
やがて、
入籍後、493日後優子は亡くなった・・・
悲しみに暮れる中、
優子の闘病生活をブログに書き続けた浩太に
そのブログの出版の話が舞い込む。
わけもわからず、「念願である作家デビュー」にうかれる浩太
しかし、
そんな現実逃避するダンナの目の前に、
死んだはずのヨメが現れる。
そして、
生きているダンナと死んでいるヨメは、
ヨメ・優子の元気だったころを共に振り返り、
言えなかった言葉を伝える機会を得るのだが…