創造しろ!人生を切り拓け! | 真夜中のキャプチュード

創造しろ!人生を切り拓け!














チャッピー













ニール・ブロムカンプ 監督作品


「チャッピー」劇場鑑賞!!








まず目新しさが皆無の一本でした。

いうなれば、

同監督の「第9地区」

+バーホーベンの「ロボコップ」

+エイブラムスの「オールモスト・ヒューマン」をごちゃ混ぜしただけ。

それぞれの旨味をちょこっとずつ配合しただけ?┐('~`;)┌

おかげで、全編、面白味が感じられませんでした。

だって、一回観たことあるものばかりだから・・・(-.-;)


特にロボット警官って設定は、

オールモスト・ヒューマンが優れた面白さだったため、

同作がチラついちゃって、さらにガッカリ度が上がりましたょ。

オールモスト~・・・は、脚本も良かったので、

より、本作のアラが見えましたよ。(-.-;)(-.-;)

ロボットやサイボーグというと、

手からミサイルだしたり、

空飛んだりって、派手目なモノより、

私的好みは、やはりバイオニックジェミーですね~~(∀`从)♡♡♡

"バイオニック"とは、

「バイオロジー」と「エレクトロニクス」を合わせた造語なんですが、

今では、その造語も浸透してて、

サイボーグが登場する作品内のセリフを聞いていると

サイボーグを指すセリフで、「バイオニック」と言ってたりします。


警察のことを、「FIVE-O」と呼んだりしているのと一緒。


人間を遥かに超えた能力を有してはいるのですが、

そこはやはり、人の作ったもの!

かなり華奢な構造でしてね、

非常に弱点が多いのです。

ある程度までは大丈夫なんですが、

4階くらいから飛び降りると火花上げて壊れる足。

外気温が氷点下になると機能停止するメカ・・・

やたら雑音の入る人工鼓膜・・・

こういった、

故障し易かったり、限界値低かったりっていうヒーロー

そういうのが好きですね。

人間っぽくて・・・。リアルだよね+.(*ゝд・)b゚+.゚

ラストも「第9地区」の焼き直し的なオチでね、

別のモノに姿を変えるという点では、

まったく驚きが生まれず、

あ~・・・やっぱりそうなりますかぁ・・・

という虚しさすら感じましたょ。

そもそも「A.I.」自体が新しいアイディアでもなんでもないのでね、

よほど上手に味付けないと、何も膨らまないでしょうにね。
                       ┐('~`;)┌


ただ、

ニンジャとヨーランディがチャッピーの父となり母となる関わりは

結構バカバカしくて笑いました。

何とかチャッピーを最強兵器に仕上げたい、バカ二人の行動でしたが、

それらが愛情へと変わっていく辺りは

それはそれで良かったのではないでしょうか?


さらには、

ヒュー・ジャックマンのパワハラは見もの。

いつになく小者っぷりを発揮してます。


小者といえば、

かつては宇宙最強の女性だったシガーニー・ウィーヴァーも

本作では、かなり小さくまとまった人物として描かれていますね。
            (ノ∀`) イヤハヤ...


ヴィンセントの開発したスカウトのムースが

空飛んだりするバカバカしさはもう突っ込む気もないけども、

正直、

ロボットを通じて、共存や命をテーマに語るのなら、

ドラえもんでも観た方がいいと思う。








































































普通です






































(C) Chappie - Photos By STEPHANIE BLOMKAMP

英題:CHAPPIE

製作年:2015年

製作国:アメリカ

日本公開:2015年5月23日

上映時間:2時間0分

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

カラー





~ストーリー~


2016年、南アフリカ ヨハネスブルク...

この犯罪多発都市の犯罪率に頭を抱える南アフリカ政府は、

兵器メーカーTetravaalの開発した、

人工知能を半分取り入れた最先端のロボット警官を配備する。

同社の開発者、ディオン・ウィルソンは、

世界初の自身で感じ、考え、成長することができる

人工知能ソフトウェアの開発に成功、

しかし、

TetravaalのCEO・ミシェル・ブラッドリーから、

この人工知能を搭載した試作機の製造を許可されなかった。

諦めきれないディオンは、

現場での任務中に損傷し、廃棄寸前の機体を持ち帰り

無断でこの機体の人工知能を自ら開発したものにアップデートしてしまう。

そのころ、

ロボット警官により、

その悪事をことごとく阻止されてしまっていたストリートギャング一味の

ニンジャ、ヨーランディ、アメリカらは、

プログラムを書き換えることで、自分たちの手足となって悪事を働く

人工知能搭載ロボットを欲しがっていた。

そこで、ヨーランディのアイディアで、

技術者ごと、人工知能ロボットを誘拐する計画が立てられ、

その標的となったのがディオンだった。

ギャング一味に脅され、起動した機体は“チャッピー”と名付けられる。

起動したばかりで子供のように純粋で真っ白なチャッピーは

ストリートギャングたちから生き抜くためのスキルを学んでいく。

圧倒的スピードでさまざまな知識を吸収していくものの、

排気寸前の機体は、バッテリー残量が5日分しかない・・・

加速度的に成長する「AI」。

ただ「生きる」ことを目的とし、チャッピーは人知を超えた行動に移るが…