ノミカシラミの大合戦 | 真夜中のキャプチュード

ノミカシラミの大合戦














駆込み女と駆出し男












原田眞人 監督作品


「駆込み女と駆出し男」劇場鑑賞!!








とあるカフェでね、

まったくもって見ず知らずの隣の席のお客さんが

突如として時代劇の話をしだしましてね・・・

すげ~~我慢したんですが、

ついに彼ら、禁断の“近衛十四郎”さんの話題を始めやがってね
                        (ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!

もう居ても立ってもいられず、

そんな赤の他人の彼らの話に割り込んでしまうくらいに時代劇好きな私・・・

公開2日目に行ってきました。ヾ( 〃∇〃)ツ


大泉さん頼みの、コメディタッチな物語なのかな?

とか思ってましたが、

思った以上にマジメに面白くてね(∀`从)♡♡♡

どちらかというと、斬り合いとかより、

江戸庶民の物語好きな私にしてみたら、

このスタンス最高に好き(●´艸`)

さらには里見八犬伝が異常に好きな私、

曲亭馬琴が登場しただけで失神しそうでした。(絶対に嘘です。)





物語中盤に、寺にアジを売りに来る、ぼてふりの女が登場するんですね、

観ていると薄々感づいちゃうんですけど、

後々、その正体が意外な人物(感づいちゃう可能性大ですが…)であることがわかるんですが、

このアジ売りが、“腰越の鯵~”って言ってて、

ふと、

鎌倉地元なんでね、

「あらら?東慶寺に腰越から来てるの?毎朝?」って疑問を抱いたんですね。

あまり地理的に鎌倉に明るくない方はよくわからないと思ますが、

東慶寺って、今でいう山ノ内って住所で、

JRの鎌倉駅ではなく、一つ東京寄りの「北鎌倉」駅にあるんですよ。

で、

腰越って、江の島のトコなんですけど、

今のように道路が整備されていたって、

毎朝、江の島から北鎌倉まで天秤棒担いで歩いて来てんの?
                   Σ(゚□゚;)

って、軽いショックを受けましたね。

こればかりは地の利があって、その距離感を実感できないと

同意してはもらえませんが、

さすがに毎日の商売で通うには、異常な距離でしてね、

序盤に、じょご達が夜通し寺を目指したその道程は

真っ暗な山道だったので、

寺への道程は、山越えをしていることは明らかだしね・・・

様々な条件下においても、

後々わかる、種明かしを聞いても、

こんなこと指図した奴は鬼だな・・・って思いましたよ。

その前に、

夏場だったら鯵、痛んぢまうんぢゃね?とか思います。

干物ではなく生魚でしたし・・・(-.-;)

昔から、鎌倉って地は山に囲まれてたんですな・・・(-.-;)

この地への出入り・・・まぁ~大変だこと・・・





よく、宇江佐 真理さんの小説読むんですけど、

江戸の生活の中でよく登場する食べ物は、

ぼてふりなら、青物や豆腐、しじみや納豆なんかでね、

鯵を朝餉のお菜にするなら、

よほど早い時間に来ないと買ってもらえないでしょうね。

今みたいに、ロースターでチ~ンってワケいかないから

七輪に火をおこして焼いて、って感じでしょうからね。

はたして

こんな距離を歩いて売り歩いて生活成り立つのでしょうかね?


まぁ、本作での彼女の役割においては、

この場所に、来ざるを得ないんでしょうし、

移動の選択肢なんてないので

歩いちゃえたんでしょうね・・・毎日・・・(-.-;)

逆算するといったい、何時に漁をして売りにくるんだか・・・?
                 (-.-;)(-.-;)

・・・っていう、お馴染みの天邪鬼な言い分なんですけどね。
                  (●´艸`)





さて

キャストはもう凄くてね、

戸田恵梨香さんの男前っぷりや(啖呵きったり、薙刀で戦ったり素敵)

満島ひかりさんの美しさや、粋な様、(特に駆け込んだ真の理由を知ると涙しますね)

もう皆さん素敵過ぎなんですが、

特に引っかかった方が一人いましてね、

花魁の世界から逃げ出した、おせんを取り返しに来たヤクザ者

近江屋三八役の橋本じゅんさんでね、

私、

この役者さん見ると、いつも「片桐竜次」さんを思い出します。

雰囲気が似た役者さんなので、いつも片桐さんを連想してしまうのですね。

本作でも、

「あ、この役、片桐さんでもカッコいいかも?」とか思ってました。

まぁどうでもいい話なんですけどね。

片桐さんって、

私の中の悪役ナンバー1ってことなんですね。'`,、('∀`) '`,、


特に私の中での当たり役は

あぶ刑事の佐久間龍二だったりします。
恐ろしい程の出演作品数なので、映画出演作のみで判断。

ユウジとタカを圧倒し続ける悪役っぷり、

銃撃戦に突入し、

オートマチックの拳銃をリロードしながら階段を逃げるアクション

カッコいい!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;



(私の中では橋本さん = 片桐さん状態なんですが…(-.-;) )


さぁ、

全体的な感想をまったく書かず、

細かい部分にばかり引っかかってしまいましたが、

時代劇変態て、こんなもんすよ!'`,、('∀`) '`,、

ちなみに

私の近衛さん愛は




こちら


から、一部確認できると思われます。

サイゼリアで近衛さんで4時間話した、その内容の一部も含まれています
                     '`,、('∀`) '`,、




そんなことはどうでもいいですけど、

どうぞ劇場鑑賞してみてくださいね。


たぶん、

かなり混んでますよ!



























































普通です


































(C) 2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会

製作年:2015年

製作国:日本

日本公開:2015年5月16日

上映時間:2時間23分

配給:松竹

カラー







~ストーリー~


時は天保12年、

老中・水野忠邦による、天保の改革のまっただ中、

質素倹約の令により、庶民の生活には暗い影が落ち始めていた。

そんな時代に存在した、

鎌倉にある東慶寺は、幕府公認の“縁切り寺”として

日々、離縁を求め、女たちが駆け込んでくる・・・。

ここは尼寺・・・

生き地獄から抜け出すための女の最期の砦

いわば避難所であった・・・

駆け込みの作法によれば、

まずは東慶寺門前で意思表示をする・・・

すると御用宿にて聞き取り調査が行われるのだ。

そんな御用宿・柏屋に

駆け出しの戯作者であり、見習い医師の中村信次郎が居候することに・・・

そんなある日、

夫・重蔵の暴力に耐えかねた鉄練りの女・じょごと、

堀切屋三郎衛門の囲われ者であるお吟が揃って東慶寺を訪れる・・・