試練はあっても、失敗は無い。

ユン・ジェギュン 監督作品
「国際市場で逢いましょう」劇場鑑賞!!
最初は何だか、
取り留めのない流れだなぁ・・・とか思いましたがね、
イイ話でしたよぉ・゜・(ノД`)・゜・。
日韓の歴史的、国際的関係は冷え込む方向へと向かっている中、
未だ韓流スターにワーキャーする呑気日本人ですが、
それでも韓国ドラマは高いスペックを保ってると思いますです。
整形疑惑はありますが、韓流女性タレントはキレイな人多いですしね。
(●´艸`)(●´艸`)

韓国の歴史的史実なんて、よく知りませんけどね、
それでも大河ドラマ風な序盤は、
あれよあれよで惹きこまれ、
どうなっていくのか期待が膨らみましたよ。
今回、
「ホーンズ」と本作を並べて、
本作をとったワケですが、正解だったと思います。
スマン!ラドクリフ君!(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ
ってことでね、
このお父さん、ドクスの家族愛の密度の高さったら・・・
韓国は儒教の国ですから、
年長者と若年層との絶対的関係が、社会的根底に根付いている国でね、
敬うという精神が脈々と受け継がれています。
本作においては、
家族という血の濃さがそのまま
愛情の深さとなってて、解りやすい内容へと繋がります。
途中ね、
ドイツの炭鉱へ出稼ぎに行ったり、
深いエピソードが語られたり、
ベトナム戦争へ出兵したりしてね、
そこで、
実際にベトナム戦争へ出兵した有名歌手「ナム・ジン」が登場したり、
幼少時からの腐れ縁・ダルグのキャラが濃ゆいのでね、
コメディーチックに描かれている部分もあるのですが、
全体に溶け込みやすいリアルな物語でしたね。

「漢江の怪物」で、主人公が駐留米兵と協力してグエムルと闘うシーンがありますが、
その米兵の彼女は韓国人なんですね。
私は横須賀に住んでますので、
米軍基地が身近でしてね、海軍の兵隊と、よくバーで出くわして
遊んだりするし、
かなりの数の、知人の女性が、米兵と結婚してハワイへ住んでたり、
かなりね、
韓国も似てるんだな~ってね、
あそこも戦後の復旧から立ち直った国なんですね、
日本のように・・・
何故、いがみ合うんだ?(日本はケンカ腰ではないけどね。)
実際、
こんな作品でも観ない限り、
考えもしなかったことですよ。
その意味でも、お得な一本だったと思いますよ。

ナム・ジン役は東方神起ユンホが担当!これまたお得!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
これだけ波乱万丈、
イケイケ人生を歩んだドクスなんですが、
人生終盤に、父の幻影にむかい
「辛かった・・・」と、ついに本音らしきものを呟くシーン。
良かったです(∀`从)♡♡♡ご馳走様!
夫婦でシットリと終わるラストシーン
是非、ご覧を!!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

(C) 2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
製作年:2014年
製作国:韓国
日本公開:2015年5月16日
上映時間:2時間7分
配給:CJ Entertainment Japan
カラー

~ストーリー~
幼い頃、朝鮮戦争時の興南撤収作戦による混乱の中、
ビクトリー号へ乗り込む際、妹が行方不明となり、
父は船を飛び降り妹を追い、
そのまま二人とは、離れ離れとなる・・・
母と残された2人の弟妹と共に避難民として釜山で育ったドクス。
成長したドクスは父親の代わりに家計を支えるため、
西ドイツの炭鉱への出稼ぎや、
ベトナム戦争で民間技術者として働くなど
幾度となく生死の瀬戸際に立たされる。
しかし、
彼は家族のためにいつも笑顔で必死に激動の時代を生き抜いた。
最後に父と交わした
"釜山の国際市場のコップンの店を訪ねろ!"という約束を守るために!