筆二本、箸四本ありゃ~、どこでだって食っていけるさ。 | 真夜中のキャプチュード

筆二本、箸四本ありゃ~、どこでだって食っていけるさ。














百日紅~Miss HOKUSAI~












原恵一 監督作品


「百日紅
  ~Miss HOKUSAI~」
劇場鑑賞!!









原監督!

「河童のクゥと夏休み」「カラフル」も観ましたよ!ヽ( ´¬`)ノ

なので公開2日目に、迷うことなく鑑賞しましたっ!

ただ、

時代小説大好きな私ではありますが、

原作、未読で行っちゃいましたっ!(ノ∀`) テヘヘのヘ

鑑賞中にね、

畠中 恵さんの「明治・妖モダン」を思い出しましたよ。

“明治になって、お江戸の町から東京へ時代は移り、

町にはガス灯が立ち並び、人々の暮らしから闇が消えつつある

しかし、お江戸の闇に巣食っていた妖たちが、決していなくなったわけではないんですよ”

そんなね、

江戸にいたであろう妖怪絡みのエピソードなんかもあってね、

まったくもって私好みの物語でしたよ!ヾ( 〃∇〃)ツ

北斎云々っていうより、

お栄という女性が粋でね~

時代小説読んでると、いつも思うのは、

江戸の生活って、現代と大差ないな・・・ってこと!

電気が無いくらいでね!+.(*ゝд・)b゚+.゚

まぁ、電気が無いってことは

もんの凄い無いものが多いってことだけどさ、

人々の暮らし自体は、さして今と変わらないってこと!

そして今より、豊かな生活だったこと。

あくまで物質が豊かな現代となんか比べられない豊かさが存在するってこと。

宇江佐さんの表現力なんかに触れるとね、

私は江戸の町にでも生まれたかったと思いますよ。えぇ・・・

しかし、

お栄ってキャラは、杏さんがモデルなんだろうかってくらい

オーバーラップし、馴染んでましたね。

そのサバサバ度や、口の悪さはベラで、

心持ちがめ以子っぽいキャラですかね?(●´艸`)

まぁ何にしても、杏さんありきのキャラですかね。

器用に声優さんやってましたね。





そんな感じの人間臭いお江戸の人々、

泣けるほどではありませんが、

背景も綺麗だし、

やや着付けの時代考証がおかしいトコもありますが、

ほっこり、しんみり、

染み込むような優しい物語は観る価値ありですよ。



















































普通です



































(C) 2014-2015 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会

製作国:日本

日本公開:2015年5月9日

上映時間:1時間30分

制作:Production I.G

配給:東京テアトル

カラー






~ストーリー~



1814年

さまざまな風俗を描いた浮世絵が庶民に愛された江戸時代...

浮世絵師のお栄は

父であり、師匠である

大胆な作風で一世を風靡した葛飾北斎と共に絵を描き暮らしている。

彼ら親子を取り巻くのは、

こんな雑然とした家に集う、

善次郎や国直

離れて暮らす妹・お猶...

今日もお江戸は、両国橋や吉原、

   火事に妖怪騒ぎと喜怒哀楽に満ちている

恋には奥手のお栄は、描く絵に色気が無いと言われ落ち込むが、

絵を描くことを諦めたりしない・・・

そんなお江戸に、今年もまた百日紅が咲く季節がやってきた・・・