紅色娘子軍

チャン・イーモウ 監督作品
「妻への家路」劇場鑑賞!!
私、チャン・ツィイーの映画デビュー作『初恋のきた道』が大好物でしてね
(∀`从)♡♡♡
劇場で何回か観て、
DVDで何回か観て、
CSで何回か観て、
_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!
ってな感じなんですが、
そんなチャン・イーモウ監督の
「サンザシの樹の下で」以来の文化大革命時代を描いた作品!
どうでもいいですけど、
サンザシ~・・・のチョウ・ドンユィ、かわいかったなぁ(∀`从)♡♡♡
二回も観に行っちゃった(●´艸`)プププ...
でね、
本作、私的には超良かった。+゚*。:゚+(人*´∀`)+゚:。*゚+.
まぁ、
いろいろ言われているようですけど、
少なくとも私だけは監督の味方です。ヾ( 〃∇〃)ツ
今回もとても良かったですよ!監督!
特にラストシーンはいろいろ考えちゃう
オープンエンド風に終劇して・・・(ノ∀`)
やっぱいいセンスしてるゎ!監督!
そりゃ~今更なストーリーだし、
派手派手な洋画からすれば、
それこそ見劣りするかもしれないけど、
ラブストーリーというか、
人間ドラマってこういうこというんぢゃね?
とか思いますよ。ヾ((○*´∀`*))ノ゙

これだけ愛する人の近くに居ても、
まったく認識されない切なさ。
そして、それでも貫き通す、無償の愛情・・・
これが夫婦、
これが家族なんですねぇぇ・゜・(ノД`)・゜・。
しかも
現在もその表現に自由が無い「文化大革命」ネタ。
これらにまたまた果敢に挑戦したチャン監督。
最近、
一人っ子政策を無視した子供が見つかっちゃって
巨額な罰金払わされたばかりなのに!
・゜・(ノД`)・゜・。カンケイナイカ...

陸焉識は文化大革命時、思想犯として当局から追われ、
それでも危険を犯し、妻・婉玉に会いにくるんですね。
当然、当局に自宅は見張られていて、
それでも、
屋根づたいに建物へ浸入し、部屋の前にたどり着いたところで
娘がそれを発見!
踊りで主役を演りたいという娘の自分勝手な想いから
当局へ密告してしまい、
手紙で婉玉へ伝えた、落ち合う場所に張り込まれてしまい、
逮捕されてしまうのですね。
その・・・
単純に家族愛と言っても、
決して互いを思いやることが最優先ではない
複雑な関係や想いが入り乱れる
結構、深めの物語が見応えありますね。

私も認知の叔母の介護してますが、(ほとんど施設の方がやってますが…(-.-;) )
今だから認識している私のことも
いずれ、
思い出せなくなるんでしょうね・・・
いつか、
「どなた・・・?」と言われる日が来て、
そんな時、
はたして無償の愛的なモンは発動するんだろうか?σ(゚、。)
実の母でもない叔母に、
私は陸焉識ばりの無償の行動がとれるのだろうか?
かなり考えさせられました。

(C) 2014, Le Vision Pictures Co.,Ltd. All Rights Reserved
英題:COMING HOME
製作年:2014年
製作国:中国
日本公開:2015年3月6日
上映時間:1時間50分
日本語字幕:水野衛子
提供・配給:ギャガ
カラー/シネマスコープ/5.1chデジタル

~ストーリー~
1977年、文化大革命が終結。
右派分子として拘束されていた陸焉識は、20年ぶりに解放される。
思い続けた我が家へようやくに戻り、
妻の馮婉玉と再会するが、
夫を待ち続けた心労により、婉玉は夫の記憶だけを失っていた。
何をしても彼を思い出さない婉玉。
やむなく焉識は他人として向かいの家に住み、
娘の丹丹の助けを借りながら、妻に思い出してもらおうと奮闘する。
収容所で書き溜めた何百通もの妻への手紙をくる日も彼女に読み聞かせ、
帰らぬ夫を駅に迎えにいく彼女に寄りそう。
夫の隣で、ひたすら夫の帰りを待ち続ける婉玉。
果たして、彼女の記憶が戻る日は来るのか