20頭の小さなヒョウが2頭の大きなライオンを笑った。

アレハンドロ・G・イニャリトゥ 監督作品
「バードマン あるいは
~無知がもたらす予期せぬ奇跡~」劇場鑑賞!!
皆さんが口々に言う“傑作”であるかどうかは別として、
とにかく印象に残る作品ではありますょ!(人´∀`)
全編に使われる長回しのカメラワークが素晴らしい。
ワンカットにしか見えない(やや大袈裟'`,、('∀`) '`,、)意欲作!
「日本の夜と霧」でしたか?大島監督の?
異常にカット数が少ないヤツ(人´∀`)
これとは事情が違うとは思いますが、
鑑賞中に、そういえば日本にもあったなぁ~って
ボンヤリ思っていました。(●´艸`)
実際、本作は舞台での物語ですのでね、
舞台演出っぽいカメラでいい味だしてるので正解なのかもですね。

主人公・リーガンは、落ちぶれた者特有の
誰にでも、どんなモノにも咬みつき、
アチコチで毒を吐くものの、
決して目が死んでいない、一度は頂点を掴んだ者の自信が見える、
そんなキャラでして、
正直、
私なんかも、コンペなんかで、よそ様の作品なんか見て、
「あ…(ノ∀`) やられた!」って思いますよ…年中…
(〃'∇'〃)ゝ
リーガンも、若き才能に翻弄されるわけでね、
隣の芝生は青いって感じでね、
天下獲った人ほどその思いは強いのかもしれないっすね。
リーガンを演じるマイケル・キートンも
バードマンならぬ、
元バットマン'`,、('∀`) '`,、
まぁ、彼は落ちぶれちゃいませんけどね。

日本では今、
ヒーローを演じることが人気者への近道みたくなってますよね。
戦隊ものやライダーになれば、相当の目にさらされるわけでね。
男優も女優も、後々あちらこちらで見かけるようになってます。
友人の歌手も、戦隊ものの主題歌のオーディションをよく狙いますよ。
何やら方程式が存在するみたいですね'`,、('∀`) '`,、
そんな彼も、5月にライブがあるそうです。(友人として薄っす~~く宣伝)
ご興味ありましたらメッセください。'`,、('∀`) '`,、

このネット社会でね、
とにかく、色んな意味で己を「晒す」
って行為が横行する中で、
そのネットを否定しつつ、皆に認めてもらうことの困難…
手軽さ故の偽物。
それらを良しとしない本物の苦悩。
実に見応えありましたよ。
私は、インポのマイクが、
何故かベッドシーンで、チ●コが本当にギンギンになってしまい
舞台上で観客に向かって晒してしまうシーンで笑いをこらえるのが大変でしたょ!
'`,、('∀`) '`,、
役者さんって、様々なもの晒すんだなぁ~~(∀`从)♡♡♡
役が降りてきたのかな?(●´艸`)
ビクともしなかったモンがいきなり元気になるなんてね。
'`,、('∀`) '`,、 プロだね~~。

ちなみにどうでもいいことなんですが、
私は、ヌードモデルなるモノを体験したことがあります。
スケッチ中、メッチャ緊張してはいるのですが、
女子にガン見されていると、ちょっと元気になっちゃう
そりゃ~~恐ろしい体験でしたね'`,、('∀`) '`,、
でね、
人間、極限になると眠くなるんですね'`,、('∀`) '`,、
極限の寒さの中で眠くなるみたいなね!(●´艸`)
「寝たら死ぬぞぉぉ~~っ!」みたいな状態ね!
私、自分で言うのもなんですが、
ちょっと足が長いんですよ。
それを目ざとく見つけた方が、
ちょっと横になれと言いだしまして、
まぁそれほどまでにはスラリとしているワケではないんですがね・・・
で、横になって、
その体勢と極限の緊張で、スケッチ中に寝てしまいました。(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!
いや…わずかな時間だと思うんですがね
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、 バカか!
でも皆さん優しくてね、
後で一緒にご飯食べに行って、楽しい思い出として終わりましたよ。
;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

さて、お馴染みの脱線が出たところで(笑点・歌丸師匠の番組終わり風に...)
演出もこぎみよくてね
バックに流れるドラム音が一定リズムではなくてね、
展開にマッチしてて、グルーヴ感も心地よいです。
ドラマとしての終わり方も
映画としてのラストシーンも良かったっす。(人´∀`)
そして、
エマ・ストーンもいいんですが、
私はやっぱり、ナオミ・ワッツ派なんだと
改めての認識。'`,、('∀`) '`,、
ということで、
どうか観ちゃってね。
強引なる締め'`,、('∀`) '`,、

(C) 2014 Twentieth Century Fox.
All Rights Reserved.
英題:BIRDMAN OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年4月10日
上映時間:2時間0分
日本語字幕:稲田嵯裕里
配給:20世紀フォックス映画
カラー/ビスタサイズ

~ストーリー~
大ヒットした映画シリーズが終了して20年...
今も世界中で愛されているスーパーヒーロー“バードマン”
ところが、
バードマンを演じてスターとなった
俳優リーガン・トムソンは、
その後、
ヒット作に恵まれず、私生活でも結婚に失敗…
失意の日々を送る毎日…
再起を決意したリーガンは、
レイモンド・カーヴァーの「愛について語るときに我々の語ること」を
自ら脚色し、演出と主演も兼ねて、
ブロードウェイの舞台に立とうとしていた。
しかし、降板した俳優の代役としてやって来た
実力派俳優のマイク・シャイナーの才能に振り回され、
アシスタントにつけた娘・サムとは溝が深まるばかりだった。
やがてリーガンは、舞台の役柄に自身を投影しだし、
さらには、
決別したはずのバードマンが現れ彼を責め立てる…
はたしてリーガンはふたたび成功を手にし、
家族との絆を取り戻せるのだろうか?